やあ、諸君。またまたご無沙汰してしまって大変申し訳ない。
我輩が解決東名、、、って遂に漢字変換まで誤変換するようになっちまったか。トホホ。
もとい。我輩が怪傑透明ウルトラエースである。
今回紹介するのは久々のキューピー怪獣トランプだ。
しかもマッハ怪獣という事である。
何がマッハなのか分からんのだが、通常はマッハのスピードで飛行できる飛行型怪獣の事をマッハ怪獣と呼ぶのが通例であるな。
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マッハ怪獣というと、我輩は2匹の怪獣を思い出してしまう。
一匹は言わずもがなの「空の大怪獣ラドン」である。
ラドンちゃんについては、大怪獣アイガンのページで解説しているので詳細は割愛してしまうのであるが、このDVDの特典として「マッハ怪獣ラドン」というソノシート付き絵本の詳細が紹介されている。
| 実はこの本、マニア垂涎の絵本でありまして、映画の8mmフィルムも付いた完全状態で残っていれば数万円の価値があるという逸品なのだ。
ゲゾラやカマキラスが登場しているので、比較的後年(S49年)に作られているのだが、そのシュールな内容に驚嘆する逸品である。
諸君の中に、この本を持っていた人がおられるなら、是非押入れの中を捜索して頂きたい。完品ならば良い値で売れますぞ。
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8mm映画フィルム付きだった事もあって、当時の定価が4,900円と、子供の玩具にしては破格の値段であった。
それゆえ、欲しくても買ってもらえなかった子供が多かったに違いない。我輩の周囲にも、これを持っていたガキは居なかったなあ。
ちなみに全作品のラインナップは以下のとおりである。
東宝かいじゅう絵本1 | マッハ怪獣ラドン |
東宝かいじゅう絵本2 | モスラ アタック東京! |
東宝かいじゅう絵本3 | ジャイアントサンダ |
東宝かいじゅう絵本4 | 怪獣NO.1ゴジラ |
東宝かいじゅう絵本5 | 巨竜マンダ |
東宝かいじゅう絵本6 | 宇宙怪獣キングギドラ |
東宝かいじゅう絵本7 | ゴジラ宇宙へ行く! |
東宝かいじゅう絵本8 | オール怪獣集合せよ! |
東宝かいじゅう絵本9 | ジャンボ怪獣島 |
東宝かいじゅう絵本10 | 怪獣オリンピック |
マニア的にはジャイアントサンダと巨竜マンダが買いである。特にジャイアントサンダは最高だぞ。
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さて、そんなマッハ怪獣ラドンに対抗する、もう一匹のマッハ怪獣といえば、大映怪獣映画の傑作、「ガメラ対ギャオス」のギャオスであろう。
右下の画像は、そのギャオスの5円引きである。初心者マークのような形をした平べったい頭が印象的。
このギャオスは平成ガメラでも登場したが、我輩は初代のほうが好きだなあ。何でも現実的に造詣すれば良いってもんじゃないのだ。
そのギャオスなのであるが、泣きたくなるほどに最高な歌である「ガメラマーチ」という挿入歌があって、それの2番に下記のような歌詞が出てくる。
♪ガメラ ガメラ がんばれガメラ がんばれガメラ がんばれ ガメラ
月、火、水、木、月、火、水、木
月光破る 殺人音波
マッハ怪獣 いつでも来い
光った よけたぞ ゴーゴーゴー
くわえて はなすな 吹き飛ばせ
がんばれガメラ がんばれガメラ がんばれ! ガメラ
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意味不明に突然「げつ、かあ、すい、もく」などと歌っちゃうのは、軍歌「月月火水木金金」のようで非常に頼もしく力強い?歌である。で、そのギャオスがマッハ怪獣として紹介されているというわけだ。
このガメラマーチは、第3作となる「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」で初公開されたのであるが、封切を見に行った我輩でも思わずスッコケる歌であった。子供心にもダサいと思ったもんだよ。
だが、このダサカッコよさが実は非常に重要なファクターだったりするのだなあ。妙に覚えやすいし。
最近の怪獣&ヒーロー番組にはこの手のズッコケた主題歌が無いので宜しくない。
ガキの見るもんに必要以上のカッコよさは必要ないの。♪咥えて離すなゴーゴーゴーでいいのだ。
その証拠に我輩、1回しかこの映画を見ていないのに、未だにガメラマーチを歌えるもんな。これは凄いことである。
さて、このギャオスとラドンを比較してみると、共通点に気が付くことがある。
両者とも鳥型怪獣なのだな。鳥というよりも翼手竜という恐竜のタイプに非常に近い外見をしておる。
・・・と、いう事はだ。もちろん、このキューピー怪獣トランプのマッハ怪獣ジュネスも、同様の翼手竜タイプの怪獣なのに違いない。
だが、パチモンだからそれなりにダサいデザインなのであろう。
それでは、期待しないで見てみよう。マッハ怪獣ジュネス!
ウルトラマンだっつーの!!
なんだこりゃあ、ダサいウルトラマンもどきだなあ。
顔が角ばってるのは妙にピープロくさいなあ。スペクトルマン風でもある。
でも、銀と赤のボディはウルトラマンだよなあ。生まれはM18星とか書いてあるし。
ん?ウルトラマンもどきの怪獣ってことは、、、
我輩と同類!!!
じゃねーか!!!!
ええっ、こんなブサイクなのと同類なんて我輩イヤだよう〜。
もうやめだやめ。こんな不細工なヤツの紹介はやめ。
次回に期待っ!!
なるべく早めに次回作を書くので勘弁してね!(筆者談)