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諸君、私が怪傑透明ウルトラエースである。
お蔭様でこのコンテンツも大人気で、毎日たくさんのアクセスがあるようだ。
改めて御礼申し上げる。
さて、キューピー怪獣トランプシリーズを紹介するにあたって、今回よりトランプの番号順に紹介することにした。
従って、前回紹介したカードについても順番を入れ替えているので、ご了解頂きたい。
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今回紹介するのは郊外化移住(なんちゅう誤変換や!)もとい、公害怪獣である。
「ハートの1」のスモッガーは見た目にも名前的にも、何となくスモッグを吐き出す公害怪獣というイメージがあったな。
しかし、今回はオキシドロンである。
オキシドロンとは何か?
当時の公害用語に照らし合わせてみれは、これは「オキシダント」から来ている言葉に間違いないだろう。
オキシダントというのは、汚染大気中のオゾンや二酸化窒素をはじめとした、有機過酸化物などの酸化性物質の事をいう。
自動車や工場などから排出される窒素酸化物などが、大気中で太陽光線と光化学反応を起こすことによって生じるもので、光化学スモッグ原因となっているのだな。
どうだ、スチャラカサイトでもたまには勉強になるだろう?
それはさておき、光化学オキシダントを名前に貰っているのであるからして、今回のオキシドロンもいわゆるスモッグ系の公害怪獣に間違いないだろう。
やっぱり鼻や口から光化学スモッグを吐きまくるのであろうか。
それでは早速画像をみてみよう。
思いっきりバルタン星人なんですけど。
いやはやなんとも。
だがしかし、じっくり見てみるとこのオキシドロンの怖さというものが分かってくる。
バルタン星人に比べて、両手のハサミが異様に曲がっている。これは畸形だな。
本来、三角形の出っ張りが2本あるべき頭の角も頼りなく垂れ下がっている。
要するに、こいつはバルタン星人の突然変異なのだ。
日本に来て、公害でやられちゃったバルタン星人なのだ。
光化学オキシダントにやられっちゃったバルタン星人なのだ。
空は光化学スモッグで真っ赤である。
そんな中に、畸形のバルタン星人が佇んでいるのだ。
これは怖いなあ。