♪ハートのエースが出てこな〜い。ハートのエースが出てこな〜い。
    や・め・られないこ・の・ままじゃ〜あ〜

    ・・・っと、てなわけで、我輩が怪傑透明ウルトラエースである。


    この歌はキャンディーズの「ハートのエースが出てこない」だぞ。そのまんまだな。
    なに?キャンディーズをご存じない???若いなー諸君。
    キャンディーズってば、昭和50年代のナンバーワンアイドルトリオだぞ。
    時代としては花の中三トリオのちょっと後、ピンクレディーの少し前くらいだな。

    これがキャンディーズの「ハートのエースが出てこない」のEPだ。
    EPってのはシングルCDのレコード版だな。最近はそういうカイセツを入れないと分からない若者が見てるからな。
    どうだ親切だろう?

    キャンディーズってのはNHKの歌番組から出てきたアイドルだ。
    最初は名前の無い3人組でバックコーラスとか歌ってたのだな。それに公募で名前が付けられてキャンディーズとなったのだ。
    爆発的人気であった。
    右から田中好子(スー)、伊藤蘭(ラン)、藤村美樹(ミキ)である。
    我輩はスーちゃんのファンだったが、一番人気はランちゃんだったかな。

    EPの画像をクリックすると、CDが買えるぞ。懐かしくなっちゃったおとーさんはGOだ!

    さて、これらのキャンディーズの曲の中で、若い諸君でもご存知であろうのは「春一番」だろうか。
    そのほかにも「年下の男の子」とか「やさしい悪魔」とか「危ない土曜日」とか「その気にさせないで」とか「アン・ドゥ・トロワ」とか名曲ぞろいであったなあ。今でも全部歌えるぞ、我輩。
    単に可愛いだけのアイドルではなく「みごろ!たべごろ!笑いごろ!!」などのバラエティ番組でも活躍したのである。

    この時期、キャンディーズにあやかって3人組のアイドルトリオが乱発した。
    「キャンディーズ・ジュニア」なんていうそのまんまの奴ら(後にトライアングルと改名)とか、「アパッチ」とか「ギャル」とか。
    いずれも泣かず飛ばずであったが。

    その後キャンディーズは、絶頂期の1978年、「普通の女の子に戻りたい」という名言を残して引退してしまったのだった。
    ところが、引退したかと思ったら、すぐにソロで復帰してしまったのである。
    現在では、伊藤蘭が、俳優水谷豊と結婚し、現在でも女優として活動中。
    田中好子はソロでの音楽活動も行ったが、現在は女優として活動しておる。1989年には「黒い雨」で日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞も取ったな。
    藤村美樹は引退後しばらくしてからソロ歌手として復帰したが、結婚を機に完全引退したようである。

    おっと、、、ここはキャンディーズの紹介サイトではないのだった。

    ***

    さて、それでは本題に入ろう。
    我らがキューピーパチモン怪獣トランプのハートのエースである。
    その名は「公害怪獣スモッガー」
    この時代、公害問題が盛んであり、怪獣たちにも「公害怪獣」というジャンルが定着していた。
    パチモン怪獣ブロマイドにも3匹の「公害怪獣」が居るし、パチモン怪獣トランプにも何匹かの「公害怪獣」がいる。
    普通の怪獣で有名なのは東宝の「ヘドラ」であろうか。
    いずれにしても悪役怪獣だな。
    今回は随分と引っ張ってしまったな。こういうときには細かい説明は抜きにして一発ギャグで締めるのが我輩のやり方というものである。
    では期待しないでご覧頂こう。「公害怪獣スモッガー!」



    ん?ちょっとまて。ハートの1かよ?1?トランプの1はAだろうがよ???

    ♪ハートのエースは出てこない。ハートのエースは出てこない。しかたないよパチモンじゃ〜あ〜(泣)

    ****

    ・・・っと、寒い替え歌で終わる予定だったのだが、bowwowさんから驚愕のタレコミが。

    スモッガーの顔がなんとエマーソン・レイク&パーマーの初期の名アルバム、「タルカス」のジャケットに似ているというのだ。

    では、早速見てみよう。


    ほ、ほんまやー!おんなじやないの!!

    いやー、このトランプの作者、プログレファンだったに違いない。
    ちなみにこのタルカス、EL&Pの創作怪獣だったのかどうかは分からないのだが、そのモチーフはウルトラセブンに登場した「恐竜戦車」と同じものだ。
    もうちょっと調べてみよう。

    bowwowさん、情報ありがとうございました。

    2005.8.20追記。


MAY.20.2005
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