夜と 朝の間に
     一人のわ〜た〜し〜
     天使の歌を聞いている
     死人のように〜

    はよ止めんかいっ!!

    てなわけで、我輩が怪傑透明ウルトラエースである。
    念のために上の歌は「夜と朝の間に」だぞ。歌っているのはピーターだ。
    「昭和元禄のアダ花」ピーターだ。第11回日本レコード大賞最優秀新人賞だぞ。
    ピーターってのは本名池端慎之介だぞ。
    しんのすけって言ってもクレヨンしんちゃんではないぞ。
    基本だからな、覚えておくように。
    元歌が解らない良い子は、今年で40歳以上のおばさんおねえさまに聴いてみると良かろう。
    逆に言えば、どんなに若作りしていても「夜と朝の間に」を知っていれば40歳以上の可能性があるという事だ。

    それは、さておき。
    今回登場するのは大怪獣ピーター、、、じゃないや、テドラだ。
    テドラ、中途半端な名前だよな。
    今回は、まず画像から見ていただこう。


    名前もそうだが、外見も中途半端だなあ。
    ヤマプロ怪獣って、こういうコメントしにくいヤツが多いんですよ。参ったなあ、もう。

    で、これが何でピーターと結びつくのか。
    実はね、このテドラのモデルになった、ピーターっていう怪獣が居るんですよ、そこのお兄さん。
    ウルトラQの中でも、最も地味なストーリーだった「燃えろ栄光」という話の中に出てきた怪獣。
    怪獣つーか、深海生物アリゲトータスっていうんだけどね。
    アリゲトータスってのも随分いい加減な名前だよな。ワニガメかい。
    ワニガメってのは立派な動物だぞ。この怪獣なんかより一万倍怖いぞ。
    ワニガメ生態研究所というホームページがあって、一件ギャグのようなのだが大真面目なサイトである。
    興味のある方は、こちらも参照されたい。

    話が大幅にずれてしまった。
    それはともかく、このアリゲトータスを飼ってたんだよ、主人公の青年が。
    で、その怪獣にピーターっていう名前をつけてたんですなあ。センス悪いね。

    そんな地味な怪獣をモデルにしているから、このテドラも地味。だけど顔は間違いなくピーターだな。
    地味な怪獣をリメイクしてパチモン怪獣にするのは、メットンの時に紹介したとおり、常套手段と言えるであろう。
    ちなみに、このピーターのぬいぐるみ、ウルトラマンの時にリメイクされてゲスラに変身しているのだ。
    だから、テドラのベースはゲスラの方かもしれない。

    左から、ピーター、テドラ、ゲスラを比べてみた。
    ゲスラをベースにして地味に書き直したら、元のピーターに似ちゃったというヤツだろうか・・・?


AUG.2.2003
TOPに戻る ひとつ戻る ひとつ進む
All Rights Reserved (C) JUMBOW-YAMADAX 2005