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●ヤング・フォー・エターニティ / ザ・サブウェイズ

Young For Eternity / The Subways




  1. I Want To Hear What You Have Got To Say
  2. Holiday
  3. Rock & Roll Queen
  4. Mary
  5. Young For Etrenity
  6. Oh Yeah
  7. City Pavement
  8. No Goodbyes
  9. With You
  10. She Sun
  11. Somewhere
  12. I Am Young
  13. Automatic


    • Billy Lunn / vocal,guitar
    • Charlotte Cooper / vocal,bass
    • Josh Morgan / drums
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雀坊堂好みの要素満載のシンプルなロックンロール。

たまには新人バンドの新譜もカイセツしちゃうのである。
The Subwaysは雀坊堂好みの要素満載のロックバンドだ。


【3人編成】
3人編成のバンドが好きである。
ロックバンドが最低限、バンドの形態を構えるとすれば、ギター、ベース、ドラムの3つの楽器が必要である。
その中の1人がボーカルを担当すれば、ロックバンドは3人からスタート出来るのだ。
その最低限の構成の中で出来るだけの音を作り出す。
そういう意味で、私は3人編成のバンドが大好きだ。
古くはCreamBeck Bogard&Appiceに始まって、The JamThe Police、ギターがキーボードになっているがEmarson Lake & Palmer(Powell)RushThin Lizzy(初期のみ)、ZZ Top、そして我らが日本の人間椅子などなど。
無条件に近いくらい、トリオ編成のバンドというだけで好きになる要素大なのである。
このThe Subwaysも、もちろん3人編成なのである。

【かっこいいステージ・パフォーマンス】
英国出身の、ギター中心のバンドというのは、どうしてこんなにカッコイイのが多いのだろう。
サブウェイズはギター中心であるが、ほとんどサイドギター的な演奏で、ソロがあるわけではない。
だから音だけ聴いていると少々単調にも聴こえる。
それをカバーするのがステージパフォーマンスである。
このアルバムにはボーナス映像として、PCで再生できるビデオ・クリップが2曲分入っている。
いずれもシングルカットされた「Rock & Roll Queen」と「Oh Yeah」の2曲であるが、どちらも抜群にゴキゲンなパフォーマンスぶりを示している。これは必見の映像である。
中でも、後ほど詳しく述べるが、ベースのCharlotteちゃんの髪の毛振り乱し奏法が抜群にイケている。
さらにギターの兄ちゃんBilly Lunnのパフォーマンスもカッコイイ。
私が信奉するベスト・パフォーマーは誰が何と言ってもThe Whoのギタリスト、Pete Townshendにとどめを刺すのであるが、まあ、彼には届かないまでも中々宜しい。
見た目は冴えない運動神経鈍そうな兄ちゃんなんだけどねえ。

【シンプルかつプリミティブ】
ロックンロールはシンプルかつプリミティブなサウンドが宜しい。
勿論、プログレやハードロックのような音も大好きなのであるが、いわゆるロックンロールはシンプルなほうが良い。
演奏時間も短く。
ギターやベース、ドラムのソロなんか不要で。
基本は8ビートを正確に。
コード進行も出来るだけシンプルに。
そして観客を魅了出来るセンスのあるボーカルが乗れば、それでOKである。
The Subwaysは、まさにそういうバンドだ。

【紅一点のねーちゃんがベーシスト】
ロックを聴き始めた頃、Suzi Quatroという人が居た。
小柄で可愛らしい感じの女性なのだが、ジャンプスーツ着てベース弾いて歌っちゃうのであった。雀坊堂秒殺。
その後、日本でも人気が出て来日して酒のCMに出たり、ギターの熊みたいなおっさんと結婚して結婚式を日本で着物着てやったりして、何だかなあという感じになっちゃったのであるが、この人がトラウマになってしまった。
以後、ベース弾いてるねーちゃんの居るバンドというだけで、とりあえず聴いてしまう。
ねーちゃんがベースと言っても、むさい男どもの中で紅一点、ちっちゃな女の子が頑張ってベース弾いてるのが良いのであって、ガールズバンドであってはならない。
「当たり」はTalking HeadsTina Waymouseぐらいのもんだった。(ある意味でSonic YouthKim Gordonも素晴らしいとは思うが音楽的趣向が全く合わないのだ)
そんな中で、ほぼ20年ぶりくらいに登場した雀坊堂好みのチャーミングな女性ベーシストが、Charlotte Cooper嬢である。
ま、プレイ自体は並みだ。
声も普通だ。
多少可愛いが、無茶苦茶気が強そうで、ちょっと雀坊堂好みではない。
だが。
ステージ上でのパフォーマンスが絶品なのだ。
髪の毛振り乱して弾くのである。
楽器をやった事のある人なら分かると思うが、頭を前後左右に振りまくってベースを弾くのはなかなか出来る事ではない。
これがカッコイイんだなあ。
声は普通なのだが、外人ガールズパンク特有の声の出し方で、これがまたチープで良い。
日本人だとこういう声では歌えないだろう。
声といえば、メインボーカルの男の声も良い。多少憂いがあってセクシーな声なのだ。これが18歳の声とは思えない。

【バンド名】
バンド名ってのは重要だ。
そのバンドの顔にもなりえるのだし、分かりやすい名前に越したことは無い。
ちょっとびっくらこいたのであるが、英国出身のバンドで、今までThe Subwaysというバンドが無かったのは不思議である。
(あったのかも知らんが、有名にはなっていないと思う)
イギリスのロンドンといえば地下鉄だ。そういう象徴のような名前をバンド名にするのは本当のロンドンっ子には抵抗があったのかもしれない。(The Subwaysはロンドンではなく、ちょっと離れたWellwhyn Gardenという田舎町出身)
パンクバンドでサブウェイズなんて出来すぎだ!!
The Subwaysには、是非、日本の童謡「ちかてつ」をカバーして貰いたいもんだ。
日本の童謡の中でも8ビートに良く乗る名曲である。
♪ちかてつは、いつも真夜中、チカチカゴーゴーゴー。
(それじゃSnuffになっちゃうよ)