筆者の購入したDVDや本、鑑賞した映画、テレビ番組、コンサート等のインプレッションを書いています。
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2005年08月17日

●サイコキラー77 / トーキング・ヘッズ

TalkingHeads:77 / Talking Heads




  • Uh-Oh, Love Comes to Town
  • New Feeling
  • Tentative Decisions
  • Happy Day
  • Who Is It?
  • No Compassion
  • Book I Read
  • Don't Worry About the Government
  • First Week/Last Week ... Carefree
  • Psycho Killer
  • Pulled Up





    • David Byrne / guitars,vocals
    • Martina Waymouth / basses
    • Jerry Harrison / keyboards,guitars,vocals
    • Chris Frantz / drums




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この不安定感がたまらない。

Remain in Lightであまりにも有名になったTalking Headsのデビューアルバム。

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●怪奇骨董音楽箱 / ジェネシス

  1. The Musical Box
  2. For Absent Friends
  3. The Return of The Giant Hogweed
  4. Seven Stones
  5. Harold The Barrel
  6. Harlequin
  7. The Fountain of Salmacis


  • Peter Gabriel / vocal
  • Steve Hackett / guitars
  • Tony Banks / keyboards
  • Mike Rutherford / bass
  • Phil Collins / Drums

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そして2人が加わった。

Genesisは、1969年、In The Beginningというアルバムでデビューするが、その当時は何か不思議なイメージのサイケデリック・ポップバンドという位置づけでしかなかった。
セカンドアルバムのTrespassに於いて、プログレ傾向のサウンドに目覚めた彼らは、3作目にあたる本作で完全にプログレッシブ・ロックとしてのスタイルを確立する。
その最大の理由は、ギターにSteve Hackett、ドラムにPhil Collinsを迎えたからと言っていいだろう。

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2005年08月16日

●JAWS(ジョーズ)

cover ソニーピクチャーズエンターテイメント:\2,500.-

1975年ユニヴァーサル映画作品
監督:STEVEN SPIELBERG
主演:ROBERT SHAW・ROY SCHEIDER・RICHARD DREYFUSS

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【私の「映画好き」はここから始まった】

それまで映画と言ったら、「東映まんがまつり10本立て」だの、「ゴジラ対ヘドラ」といった、要するにおこさま向けの映画しか見ていなかった。
テレビでは、日曜洋画劇場とかを見ていた記憶はあるけれど、所詮はテレビにすぎない。銀幕とブラウン管では、同じものを見たとしても、受ける印象は全く違うものではないだろうか。
JAWSは私にとって、いろいろとエポックメイキング的な要素を持った映画だった。
中学生になって、はじめて自分でお金を払って見に行った映画であり、あるひとつの出来事があったおかげで、私を映画の世界に引きずり込む事となった映画である。
JAWS自体を、いまさら解説する必要は無いだろう。
印象的な音楽、当時流行ったドルビーサウンドの重低音が響いて来る。今でも、あの腹にどすんと響く感触は忘れ難い。

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2005年08月10日

●パワー・イン・ザ・ダークネス / トム・ロビンソン・バンド

Power in the Darkness / Tom Robinson Band




  1. Up Against The Wall
  2. Grey Cortina
  3. Too Good To Be True
  4. Ain't Gonna Take It
  5. Long Hot Summer
  6. Winter Of '79
  7. Man You Never Saw
  8. Better Decide Which Side You're On
  9. You Gotta Survive
  10. Power In The Darkness
  11. Don't Take No For An Answer
  12. Martin
  13. Glad To Be Gay
  14. Right On Sister
  15. 2-4-6-8 Motorway
  16. I Shall Be Released
  17. I'm Alright Jack
  18. Waiting For My Man (Live At London Lyceum 1977)
  19. Power In The Darkness (2004 remix)


    • Tom Robinson / bass,vocal
    • Danny Kustow / guitar
    • Mark Ambler / organ,piano
    • 'Dolphin' Taylor / drums,vocal
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良質なポップナンバーの集大成

Tom Robinson Bandはパンク・ムーヴメントまっただ中の英国に登場し、そのメッセージ色の高い歌詞と、Tom Robinsonが自らゲイであることをカミングアウトしていた事などから、パンクバンドのカテゴリの中に入れられていた。
だが、このバンドはパンクなどという狭い枠の中で語れるようなバンドではない。非常に良質なロックンロールを演奏するバンドであり、内外でかなり過小評価されているような気がする。
このアルバムは彼らのデビューアルバムであるにも関わらず、非常に密度の濃い内容になっており、まるでベストアルバムであるかのようなクオリティの高さを維持している。

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●天国と地獄

cover 東映:1963年
監督:黒澤明
原作:「キングの身代金」エド・マクベイン
主演:三船敏郎、仲代達矢、山崎努

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【時代背景を考慮して見るべし】

日本におけるサスペンス・ドラマの傑作のひとつ。
製靴会社重役の権藤(三船敏郎)の運転手の息子が、重役の息子と間違われて誘拐される。
犯人(山崎努)は3000万円を持って特急「こだま号」に乗るよう命令し、予測も付かない方法で、まんまと身代金をせしめてしまう。
一方、誘拐された運転手の息子は無事に保護され、そこから刑事(仲代達矢)の執拗な犯人追跡が始まる。

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●女囚701号 さそり

cover 東映:1972年
監督:伊藤俊也
原作:篠原とおる(ビッグコミック)
主演:梶芽衣子、横山リエ、夏八木薫、渡辺文雄

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【東映流エログロサスペンスの快作】

東映のハダカは品が無い。
日活ロマンポルノには華があるのだが、東映のハダカは限りなく下品である。
その下品な感性を凝縮したような映画が本作品である。

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2005年08月07日

●勝手にしやがれ / セックス・ピストルズ

Never Mind The Bollocks / Sex Pistols



  1. さらばベルリンの陽 / Holidays in the Sun
  2. ボディーズ / Bodies
  3. 分かってたまるか /No Feelings
  4. ライアー / Liar
  5. ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン /God Save The Queen
  6. 怒りの日 / Problems
  7. セヴンティーン / Seventeen
  8. アナーキー・イン・ザ・UK / Anarchy in The U.K.
  9. サブミッション / Sub.Mission
  10. プリティ・ヴェイカント / Pretty Vacant
  11. ニューヨーク / New York
  12. 拝啓EMI殿 / EMI(Unmimited Edition)


    • Jonny Rotten / Vocal
    • Steve Jones / Guitar
    • Sid Vicious / Bass
    • Paul Cook / Drums
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偉大なるパンクロックの金字塔

どちらかと言えばプログレ・ハードロック派のように思われがちな雀坊堂なのであるが、パンクロックも大好きなのである。
ギター小僧であったが、さほど上手く演奏できなかった私でも、パンクの曲はやりやすかった。
大学時代、周囲にパンク小僧が多かった事もあって、結構練習に付き合わされたものである。

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●リメイン・イン・ライト / トーキング・ヘッズ

Remain In Light / Talking Heads




  1. Born Under Punches (The Heat Goes On)
  2. Crosseyed and Painless
  3. Great Curve
  4. Once in a Lifetime
  5. Houses in Motion
  6. Seen and Not Seen
  7. Listening Wind
  8. Overload


    • David Byrne / guitars,basses,keyboards,percussion,vocal
    • Tina Waymouth / basses,keyboards,purcussion
    • Jerry Harrison / guitars,basses,keyboards,percussion
    • Chris Frantz / keyborads,drums,percussion
    • Adrian Belew / guitars
    • Brian Eno / basses,keyboards,percussion,vocal
    • Jose Rossy / percussion
    • Robert Palmer / percussion
    • Nona Hendryx / vocal
    • Jon Hassell / trumpets and horn arrengements
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アフリカンビートとロックの融合

「傑作」という言葉はできるだけ使わないようにしたいのであるが、これは掛け値なしの傑作である。
どちらかと言えばアメリカン・パンクロック・シーンの中に居たTalking headsBrian Enoというプロデューサーを得て作成した傑作アルバムだ。
私はBrian Enoの環境音楽を全く評価しないのであるが、彼がやってきた仕事の中で、これだけは立派であったと褒めて遣わしたい。
ロックンロールはコード変化によって楽曲に流れを作っていく。ブルースはC,F,Gというコード進行で全てが形作られる。
しかし、アフリカンビートにはコード変更は無い。基本的にシングルコードの中で同じリフが繰り返され、激しいビートのリズムに乗ってうねる様に流れていくのである。

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●ポセイドンのめざめ / キング・クリムゾン

  1. 平和/序章
  2. 冷たい街の情景(インクルーディング:トレッドミル42番地)
  3. ケイデンスとカスケイド
  4. ポセイドンのめざめ(インクルーディング:リブラのテーマ)
  5. 平和/テーマ
  6. キャット・フード
  7. デヴィルズ・トライアングル (i) マーデイ・モーン (ii) ハンド・オブ・セイロン (iii) ガーデン・オブ・ワーム
  8. 平和/終章


    • Robert Fripp / Guitar, Mellotron, & Devices
    • Greg Lake / Vocals
    • Michael Giles / Drums
    • Peter Giles / Bass
    • Keith Tippett / Piano
    • Mel Collins / Saxes & Flute
    • Gordon Haskell / Vocal
    • Peter Sinfield / Words

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ロバートフリップに作曲の才能は無い

キングクリムゾンのファンは懲りていない。
このバンドは数度の解散、再結成を繰り返しながら現在に至っているが、あまりにも第一作(クリムゾンキングの宮殿)のインパクトが高かったため、「次こそは」と期待させながら延々とファンに駄作を提供し続けているのである。
駄作しか出ないのであれば、そのうちファンからそっぽを向かれてしまうのであるが、「太陽と戦慄」という大傑作を発表してしまったのが間違いの始まり。
その後、決定打には欠けるものの、「レッド」「ディシプリン」「VROOOM」と、そこそこのクオリティを持つアルバムをちょこまかと発売するのであった。
で、その間にリミックスだの別テイクだのといった同じ曲の使いまわしアルバムを山のようにリリースする。
そうしてファンから金を湯水のように絞り取るのがRobert Fripp流錬金術なのである。
ならば、買わねば済むだけの事なのに、ついつい買ってしまうのは、 Robert Frippがコレクター心理を充分に理解しているからとしか思えない。
キングクリムゾンというバンドはまさに音楽をコレクションする人のために存在するバンドである。

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●クリムゾン・キングの宮殿 / キング・クリムゾン

  1. 21世紀のスキッツォイド・マン(インクルーディング:ミラーズ)
  2. 風に語りて
  3. エピタフ(墓碑銘) (a)理由なき行進 (b)明日又明日
  4. ムーンチャイルド (a)ドリーム (b)幻想
  5. クリムゾン・キングの宮殿 (a)帰ってきた魔女 (b)あやつり人形の踊り


    • Robert Fripp / Guitar
    • Ian McDonald / Reeds, Woodwind, Vives, Keyboards, Mellotron, Vocals
    • Greg Lake / BassGuitar,LeadVocals
    • Michael Giles / Drums,Purcassions,Volals
    • Peter Sinfield / Words and illumination

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クリムゾンはロックの歴史を変えたのか?

The Beatlesの「アビーロード」をヒットチャートNO1の座から引き摺り下ろしたという事で有名な一枚。
あまりにも有名なので説明することも無いと思うが、既に35年以上も前の話である。
キング・クリムゾンはロックの世界に「プログレッシブ・ロック」という1ジャンルを確立したという意味でも重要なグループであったわけだが、逆に言えばキング・クリムゾンの存在がプログレッシブ・ロックに妙な枠をはめてしまったのではないかという気もする。

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●姑獲鳥の夏

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2005年:日本ヘラルド映画
監督:実相寺昭雄
原作:京極夏彦
脚本:猪爪慎一
出演:堤慎一・永瀬正敏・阿部寛・原田知世・田中麗奈・いしだあゆみ他

【やはり映画は脚本に尽きる】

久々の日本映画である。(と言っても、さほど映画を見ているわけでもないのだが)
映像化は不可能と言われた京極夏彦によるミステリの超大作「姑獲鳥の夏」を、あの実相寺昭雄が監督した、という事で、それなりの興味を持って観たわけであるが・・・

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