筆者の購入したDVDや本、鑑賞した映画、テレビ番組、コンサート等のインプレッションを書いています。
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2007年09月10日

●ディア・コンパニオン /メグ・ベアード

Dear Companion /Meg Baird

  1. Dear Companion
  2. River Song
  3. Cruelty of Barbary Allen
  4. Do What You Gotta Do
  5. Riverhouse in Tinicum
  6. Waltze of the Tennis Players
  7. Maiden in the Moor Lay
  8. Sweet William and Fair Ellen
  9. All I Ever Wanted
  10. Willie O' Winsbury


  • Meg Baird / guitar,vocal

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試聴できますので、是非どうぞ。

可憐という表現はこの歌声のためにある。

友人のレオンさんに教えて頂いたアルバムである。非常に心地よいシンプルなサウンドで、現在ヘビーローテーション中。

アシッド・フォークのESPERSのボーカリスト、MEG BAIRDのソロアルバムである。
ESPERSの音はリコーダーや民族楽器など沢山の楽器を使用し、幻想的なイメージを強くしているが、本作ではギター1本の弾き語りに徹していて、これが潔く心地よい。
いったいいつの時代の音だよ!と言いたくなるくらい70年代のフォーク系の音なのだが、これが時代を超えた現代でも充分に通用する音なのだ。

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2007年09月04日

●真夏の夜の夢 / 人間椅子

  1. 夜が哭く
  2. 転落の楽典
  3. 青年は荒野を目指す 
  4. 空飛ぶ円盤
  5. 猿の船団
  6. 閻魔帳
  7. 白日夢
  8. 牡丹燈籠 
  9. 世界に花束を 
  10. 膿物語 
  11. 肥満天使
  12. どっとはらい


  • 和嶋慎治 / guitar,vocal
  • 鈴木研一 / bass,vocal
  • ナカジマノブ / drums,vocal

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バンド結成20周年の原点回帰!待望の14作目。

遂に人間椅子はシェイクスピアにまで辿りついたのか。「真夏の夜の夢」とは粋なタイトルである。ならば「舌先裂けたまだら蛇」なんて曲があるかと思いきや、そんなのはなくてちょいとがっかり。

まさか人間椅子が20年も続き、しかも14枚ものアルバムを残す事になるとは思わなかった。数少なくなってしまったイカ天出身バンドであり、デビュー以来一環したブリティッシュ・ハード・ロックを突き詰めているというのは凄いことだ。

営業的には21世紀の今となっては、とてもメジャーになりえるサウンドではない。70年代のコテコテハードロックに大正ロマン・怪奇趣味満載の日本語歌詞、しかも和服を纏った時代錯誤も甚だしい衣装。イカ天登場時にも「いかもの」バンドとしてしか見られておらず、チャンピオンになるどころか1回戦敗退。(その時のチャンピオンはデビュー直前のジッタリンジンで、何だかとてもヤラセ臭い印象があった)
しかし実力派としての評判は高く、原宿イカ天ショップにて初のインディーズCDをリリースしている。

今回のアルバムは、その初期インディーズCD時代から「踊る一寸法師」までの時代を彷彿とさせる内容で、久々に人間椅子節が炸裂していて好感が持てる。
前々作よりドラムがナカジマノブに交代し、良くも悪くもポップな路線への変更が垣間見えていたのであるが、今回はナカジマノブのボーカルを1曲に押さえ、和嶋&鈴木コンビが強力に前面に出ていることで、20年目にしての原点復帰の印象を強く持った。

では、1曲ずつ紹介していこう。

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