オリジナル看板に架け替えでストラクチャー増産中

なかなか手が動かなかったのですが、一度始めてしまえばドンドン進みます。

昨日ご紹介した「薬局」に、Twitterのほうからリクエストがありましたので、「明るい家族計画」の自販機を追加しました。これを設置しなかったのは迂闊でしたねえ。画竜点睛を欠くとはまさにこのことです(笑) え?「明るい家族計画」を知らない?各自検索のこと。

それと、意外と室内が寂しい感じだったので、商品棚を簡単にでっち上げてみました。意外と中が見えるもんですね。ガラス越しに商品が見えて実感的になったと思います。

さて、この薬局のように細かいアクセサリーに凝るのも楽しいのですが、商店関係は全部で9棟ばかり作らねばならないので、モブ商店(笑)は、出来るだけ手を抜きたいところ。それには看板の架け替えが一番です。オリジナル看板を作るだけで、元の製品とはかなり印象が変わってくれますので、お勧めです。

看板の製作法は、PhotoShopを使って実物の看板の写真をスケール通りに縮小するのが簡単です。店名などは多少変えたほうが良いかもしれません。売りものにするので無ければ、実在するお店のままでも構わないと思います。

これをプリントして切って貼るだけ。画像の加工に多少のテクニックが必要ですが、慣れてしまえば簡単なものです。下手にフォントを使って文字を書くより、実物の描き文字の看板を利用した方が実感的に見えます。勿論、フォントを利用しても構わないのですが、使うフォントを選びましょう。出来れば有償フォントを使うことをお勧めします。

さて、まずはジオコレの八百屋の看板を架け替え。「八百×」にしました。

「やおえっくす」じゃないですよ、「やおばつ」。赤塚不二夫のマンガ、もーれつア太郎の住んでる家ですね。若い人は知らないだろうなあ。一世を風靡したマンガで、アニメにもなりました。ニャロメ、ケムンパス、べし、ココロのボスなんかのサブキャラが秀逸でした。赤塚先生に敬意を表して、お店は「赤塚青果店」になっています。

店内にはハゲでデブのおじさんが居るんですが、これは50年後のア太郎かデコッ八なんでしょうか?

もうひとつ、KATOの出桁造りの角店も看板を架け替えました。「銘菓 田貫屋」としています。「たぬきまんじゅう」と言えば、93年ごろにTMSに載った「北谷鉄道」のストラクチャーに印象的な看板があり、そのオマージュとなっています。

こちらはシンプルに、緑のベースにオレンジ系統の色を使って金看板風に仕上げてみました。文字はフォントを使っています。ダイナフォントのDF顔楷書という書体。2019年の朝ドラ「なつぞら」で、このフォントが結構使われていました。

最初は書体にエンボス加工をして半立体的に仕上げてみましたが、あざとく感じられたのでシンプルなものにしました。

可愛いタヌキのイラストは、フリー素材の中から和菓子のキャラクターっぽいものを選んで借用。こちらのサイトです。

http://www.wanpug.com/illust201.html

商用利用ではないので問題ないと思いますが、何か問題があるようでしたらご連絡下さい。

横の壁には、こちらもリクエストを頂いたホーロー看板を二つ。浪花千栄子さんのオロナイン軟膏の広告は残念ながら記憶にありません。僕らの世代は既にオロナミンCの大村崑が主流になっていました。

浪花千栄子さんて、本名が「なんこう・きくの(南口キクノ)」さんなんですねえ。「軟膏効くの」というわけで、オロナイン軟膏のCMに抜擢されたそうです。

もうひとつの菅公学生服も、昔はよく見かけた看板です。「菅公」とは学問の神様、菅原道真公の事。頭とお尻を取って「菅公」というワケです。カンコー学生服は、今でも女子中学生のセーラー服とか作っているようです。

これで、商店関係はだいたい揃いました。あと、喫茶店と、もうひとつ作ります。模型店にするか電気屋にするか悩み中。その間に、GMのサイコロ住宅を仕上げていきます。

 

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