ストラクチャーの製作 信号と踏切

来週の軽便祭に向けて、ラストスパートをかけています。

ひとつくらいギミックが欲しいなと思って、信号と踏切を点灯させることにしました。

信号はレイアウト中央に位置する十字路に配置します。車が走るわけではないので、赤にしておいたほうが良いだろうという事で、赤のLEDを仕込みました。永遠に赤しか灯らない信号機です。

抵抗を入れて6V~9Vくらいで光るようにしてあります。LEDだと光り過ぎなので、パワーパックで適当に減光しながら調整しています。

お次は踏切。これが大変でした。

どうせならちゃんと点滅させたい。音も出したいと思って色々探してみると、マイクロ電子サービスの製品がありました。

https://www.mes-ekit.com/?pid=27345255 Nゲージ踏切キット

音も出ますし、音は4種類から選べます。価格もリーズナブルなのでこれにしました。

が、こいつが一苦労。

LEDは極小チップが2種類添付されています。1005サイズは小さすぎて、とてもリード線のハンダ付けなど出来そうにありません。みんなどうやってんですかね?

仕方ないので、少し大きめの1608サイズを使いました。これも極小っていやあ極小なので、ハンダ付けは至難の技でしたが、何とか4つ組み立てることが出来ました。
ちなみに予備が1個ついています。1005サイズは1個無くしてしまいました。もう二度と見つからないでしょう(苦笑)

プリント基板は専用のものが付いていますので、取り付け方向を間違えないようにするのと、ハンダの盛り過ぎに注意すれば工作は簡単です。

踏切本体は津川のものを使いました。1.5φの穴を開けて、裏側からLEDを嵌めます。光量があるのでシッカリはめ込まなくても大丈夫。

エポキシ接着剤とゴム系を併用して固定し、乾燥したらレイアウトに組み込みました。

付属のスピーカーはレイアウトボードに直付け。そこそこ共鳴しますので、特にサウンド用の穴などを開けなくても大丈夫でした。

配線を完了して、いざ!点灯!!

見事に同期しながら点滅しました。音も良い感じです。

お披露目は、来週末のエア軽便祭をお待ちください。

2020エア軽便祭のご案内はこちらから。

https://keibenfes.exblog.jp/240398573/

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大井川鐡道の古い電車

今日は仕事の合間に先日スキャンした古い写真のレストアをしていました。
カビが凄くて相変らず凄い写真ですが、出来る限り復元してみたので、ご笑覧ください。

まずは、大井川鐡道モハ305。こいつは元富士身延のモハ113です。この電車、妙に好きなんですよね。弘南鉄道にも居ました。模型化して欲しい車両のひとつ。

続いて、クハ6050。元北陸鉄道のクハ6050です。上の富士身延とペアを組んでいました。これは鉄コレになっていましたね。

最後は木造電車のモハ301。なんとも凄い色ですね。元鉄道省デハ33500という古豪ですが、この時点ですでに休車扱いでした。IORI工房さんで模型化されるかな?

この時は、クラウス15号の運転を行っていたので、その時の写真も撮ってありますが、それはまた次の機会に。

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8620を買いました。

Nナローを始めたら、当然のようにNゲージにも復帰する破目になりました。
やっぱりね、本線あってのナローなので。

根津急レイアウトは80年代初頭をイメージしていますので、並走させるなら国鉄末期の車両たちと思っていますが、どうせ自由形なので、もう少し幅広くいきたいと思っています。

で、噂のKATOの8620を買ってみました。
同時発売の花輪線貨車セットも一緒に購入。まんまと載せられているような気がしないでもないです。

箱を開けてみて最初の感想。

「開けにくい」「しまいにくい」

ケースが小さすぎませんかねえ?ひょっとしたら?と思って花輪線セットのほうを見たんですが、空きスペースに8620が入れられるようにはなっていませんでした。
空きのスペースには貨車が入れられるようにくり抜いてあり、おそらく別売の単体貨車を収納して14両編成になるようにしているのだと思いますが、ここに8620が3両入るような形にしておけば、みんな3両買いたくなるじゃんね?と思いました。

で、東北仕様という今回の製品。小さいですね。Nの蒸機ってこんなに小さかったっけ?手持ちのマイクロC50と比較してみました。うーん、そんなに小さくはないか。
線が細いのが小さく見えるんでしょうか。

むしろ、マイクロのC50が意外と大きさも含めて健闘していたのに驚きました。
このへんの比較は、蒸機の神様にお任せしましょう。

東北仕様という事で、点検窓のない大きな四角いデフ、キャブ屋根の増設、運転席の旋回窓、防寒カーテンなど特徴的なディテールがついています。

ヘッドライト、テールライトともにシールドビームがついています。ここは別パーツでもいいからLP42が欲しかったところです。シールドビーム化ということで、設定は古くても1960年以降という事になるので、お供の客車に赤帯のオハ31系をつなげるのはおかしな事になってしまいます。

花輪線想定なら、お供はオハ35系、五能線想定ならオハ61系が似合います。

花輪線貨車セットには、副灯付きの交換用煙室前面、パイプ煙突がついており、「38698」「78646」のナンバープレートが付いていました。

せっかくですから、全部盛りの仕様にしたいと思います。

カプラーは前後ともキット付属のナックル型に変えました。これは旧タイプのKATOカプラーと繋げられますので便利です。重連仕様にすると先頭部のカプラー回りがダサくなってしまうので、スノープロウを付けてごまかします。

副灯付き煙室前面、パイプ煙突に交換して、ナンバーは「38698」にしてみました。

イヤー、パーツが細かくて大変です。特にナンバープレートがはめにくい。結局、なんだかんだで1時間くらい格闘してしまいました。老眼鏡必須です。

走らせてみましたが、低速からスルスルと走行するのはさすがKATOという感じがしました。サウンドカードも出たらしいので、買ってみたくなりました。

是非、九州型やデフなしも販売してもらいたいところです。

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ねずきゅうレイアウト 第一次工期完了

今年の2月から作り始めていたNナローのレイアウト「ねずきゅう」の第一次工期が完了しました。

第一次とは、一通りのシーナリィとストラクチャーが完成したことを言います。
40年前のレイアウトでしたら、立派な完成品だと思いますが、時代は2020年、電飾のひとつも付けたいですし、もう少し解像度を上げていきたいと思っています。特に電車の走るレイアウトですから架線柱も付けたいところです。

それらの工程を第二次として作っていきますが、まずは何とかお披露目出来る状態になりましたので、その全貌を紹介したいと思います。

***

サイズはA2版。420×594mmです。ここに目いっぱいの大きさでエンドレスを敷き、延長を想定して両側に分岐させたΩ型の線路配置となっています。

上から見るとこんな感じです。かなり狭いレイアウトですが、少しでも大きく見えるような工夫をしてみました。

駅周辺

駅は最も力を入れたストラクチャーです。片面式の無人駅「宇佐木駅」はジオコレのカーブホームとGMの跨線橋、Y字屋根のホームなどから作りました。

ホームの対面にはアパートが建ち、洗濯物が並んでいます。多少、プライバシーの侵害になりそうなんで、目隠しに看板を立てたいところですね。

開かずの踏切脇には薬局、その反対側には喫茶店、手前には不動産屋のストラクチャーがあり、ここも見どころのひとつです。

直線部

駅を過ぎると板塀の脇を抜けていきます。

GMのサイコロ住宅が並び、ジオコレの文化住宅、さんけいのサツキとメイの家と、三様のストラクチャーを抜けて竹林に入っていきます。

竹林

サツキとメイの家を回るように竹林が並び、その中を電車が駆け抜けていきます。ここは大きさの割には雄大な感じが出せたのではないかと思います。

そこからもうひとつの踏切を抜けて切り通しに入ります。その踏切から見た街中の様子。長手方向に道路を敷き、曲線ではなく「くの字」に曲げたので奥行きを感じるようになりました。ちょっとした工夫です。

切通し

踏切を渡ると第4コーナー、切通しです。

神社と墓地の間を縫って軽便電車が走って行きます。

神社

神社はこのレイアウト最大のストラクチャー。ジオコレのキットそのままですが、おみくじ売り場と御神木を付けたいと思っています。

裏ストレート

最後の見どころは裏ストレート。神社の隣に少し嵩上げした公園があり、桜が一本立っています。

これは木草BUNKOさんのもの。ワンポイントのアクセサリーになって風景が締まった感じがします。満開の桜ですので、木の下で花見でもしたい気分です(笑)

これで1周しました。時間にして約20秒の周回です。小さなレイアウトですが、色々な情景を盛り込むことが出来ました。
最後にレイアウトの真ん中はメインストリート。沢山の商店が並びます。

A2サイズの中に、詰め込むだけ詰め込んでみましたが、それぞれが破綻のないように繋げていく事に苦心しています。

駅名看板とか、幾つか付け忘れていますので、それを仕上げて軽便祭でお披露目と思ったのですが、コロナで中止になってしまい残念です。

エア軽便祭がありますので、それまでにもう少し解像度を上げて、車両も整備していきたいと思います。

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ストラクチャーの製作 「サツキとメイの家」を作る

Nナローレイアウトの製作も、いよいよ佳境に入って来ました。
これが最後のストラクチャーになります。

さんけいミニチュアートの「サツキとメイの家」です。

ジブリ映画に特別な思い入れはありませんが、この家、典型的な日本民家に洋風建築の増築をした家のスタイルで、とても好ましいと思ったからです。

キットはぺーパー製で、いわゆるレーザーカット加工になっています。
非常に細かいパーツまで綺麗にカットされていて、一度これを使ってしまうとやめられなくなりそうです。

カッターナイフを使って台紙から切り取り、ボンドで貼り付けていきますが、貼り合わせるパーツはズレると修正が困難になるので、速乾性のボンドは使わないほうがよいと思います。私は普通の木工用を使いました。

非常に複雑な形をしており、パーツも多岐に渡っていて、組み立てには都合8時間くらい掛かっていると思います。直角を出すのに苦労しました。多少歪んでるのは私の心が歪んでいるからです(笑)
なかなか真っすぐにはなりませんね。

キットの屋根は印刷された紙で表現されており、立体感に欠けるので、GMの屋根瓦、跨線橋パーツの波板、洋館の屋根はエバーグリーンのプラ板を使いました。

その他はほぼ素組です。追加したのはトイレの臭気抜き煙突(GM)、洋館の藤棚にミニネイチャーの葉っぱを使用したくらいです。

塗装は屋根のみ。あとはキットの色そのものです。裏側の付き出した部屋には、両脇に竈の煙突のようなものが付くのですが、時代的に不自然なので割愛しました。
井戸も時代的には合わないのですが、80年代くらいだとまだ使っている所もありましたので、そのまま作っています。

週末にレイアウトに組み込んで、第一期工事の完成という事になりそうです。

本来なら、この状態でJAMか軽便祭でのお披露目を目論んでいたのですが、いずれも中止になってしまいました。ただ展示するだけでなく、色々考えていたんですけどねえ。仕方ないので、Web上での披露という形にしましょう。

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レイアウト製作に最適な粘土「ウッドフォルモ」のご紹介

Nナローレイアウト「ねずきゅう」の製作も佳境に入って来ました。

今回は、新しい素材ながらレイアウト作りに最適と思われる粘土をご紹介。

レイアウトの地面製作には、プラスターを使うのが一般的です。ただ、こいつはセメントなので使い方にちょっと工夫が必要です。
パイクとか小型のレイアウトでは、持ち運び等を考えると重くなってしまうプラスターはあまり使いたくありません。

そこで、粘土を使っていました。フォルモやファンドという商品名の石紛粘土です。
紙粘土のように収縮せず、乾燥すると軽くなるので結構便利ですが、真っ白なので固着後は必ず塗装が必要です。

あと、やっぱり石の粉なのでそこそこ重量があります。

何かもっと別の素材が無いだろうかと画材屋を物色していて、あれ?っと思ったのがこれです。

思いっきりAmazonのリンクを貼っておきますが(笑)、ウッドフォルモという粘土。

木を素材とした木製粘土です。
軽くてよさげな感じですし、色合いも悪く無い。これ、塗らないでも土の表現できるんじゃね?と、思って早速使ってみました。

こんな感じです。この時期、湿度が高いので乾燥するのに2~3日掛りましたが、見事に黄土色。単調ではありますが、そのままでも何とか地面に見えないこともないですね。

ここにちょっと着色したりターフを撒いたりすれば、簡単なパイクだったらそこそこ見栄えがするんじゃないでしょうか?
後は着色したバラストを撒くだけで、それっぽい地面の完成です。これは便利ですよ。
何より、木製ですので軽いのが良いですね。さらに環境にやさしい上に、当然ですが木の香りがします。工作中にフィトンチッドが出て癒し効果もあります(笑)

適度なざらつきがあるので、地面っぽい感じを強調してくれます。普通の粘土だとすべすべになっちゃうので、使い分けすると面白いかもしれません。グレーに塗ればアスファルト表現もバッチリです!

是非、使ってみてください。

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ストラクチャーの製作 「すだれ」を作る。

TOMIXのアパートを加工しています。
レイアウトにセットしたんですが、割と目立つ場所にあるので、もう少しディテールが欲しい。

そこで、「すだれ」を作る事にしました。

材料はKATOのフィールドグラス(明緑色)と、黒い糸です。

フィールドグラスを出来るだけまっすぐに並べて、端をテープで止めて固定します。

その上に、木工ボンドを塗った糸を縦に貼っていきます。

ある程度乾いたら、全体に木工ボンドを塗って、フィールドグラスを重ねて固定します。
乾燥したら土台から剥がして、適当な大きさにカット。

窓から垂らして出来上がり!

ストラクチャーの良いワンポイントアクセサリーになりました。

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ストラクチャーの製作 駅を作る(1)

いよいよレイアウトのハイライト、駅を作っていきます。

スペースの関係からカーブホームになりました。ジオコレの駅Dセットを買って来まして、高さを下げ、カーブに合わせて曲げました。

カーブの曲線半径が違うので段付きになってしまっていますが、まあまあ誤魔化せそうな感じ。
駅入口は駅Dのパーツの一部だけを使って無人駅風にしてあります。

上屋はGMの跨線橋とY字屋根のホームのパーツを適当に組み合わせて、対向式ホームの上屋っぽいのを作ってみました。

これをホーム上に載せて位置決めしながら、次のブロックを作っていきます。上屋は直線、ホームは曲線なので位置決めの塩梅が難しかったです。

形が決まったら塗装し、いつもの通り写真製版で作った看板とポスターを貼っていきました。ポスターは超個人的趣味で宮崎美子のミノルタX-7と、DISCOVER JAPANの70年代ポスターを貼ったのですが、国鉄でもないのにDISCOVER JAPANは無かったですね。

ベンチにはよくあるアイスクリームや牛乳の看板を付けています。これ、だいたい乳製品なんですよね。どういう意図があったんでしょうか?

駅名票は、支柱に青地に白でひらがなの駅名、屋根から吊るすタイプのものも一つ作りました。

根津急宇佐木駅です。駅名は十二支から採用することにしました。この駅はまんまウサギです。以前作った駅前の不動産屋も宇佐木不動産。神社も宇佐木神社になりました。

こんな感じに仕上がって、まずは想定通りです。あとは、表側の駅名看板を設置して、駅周辺のストラクチャーを作っていきます。

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茅ケ崎のDD12

梅雨に入ってしまい、塗装関係が出来なくなりました。レイアウトのほうも塗装や道路関係の製作を行う予定でしたので、少しの間延期です。

そこで、というわけでもないのですが、部屋を整理していたら出てきた古いネガをスキャンしています。

まずは最初期の写真から公開していこうと思います。カメラがハーフサイズのオリンパスペンEE2であることと、小学生の撮影したものですので、撮影クオリティは無視してください。あと、ビネガーシンドロームやネガ保管状況の悪さなどもあって、ネガの状態が最悪です。色再現とか凄い事になっていますが、ご了承下さい。

さて、第1回目は、多少センセーショナルな写真からご披露しましょう。時は1970年代前半。茅ケ崎機関区の風景です。

当時の最新鋭機DE10と、主力機DD13

公開展示会とかではなく、勝手に入って撮影したものです(笑)
昔は結構平気だったんですよね。数回訪問していますが、一度は職員さんに見つかってしまい、叱られるかと思ったら、いたずらしない事と、次に来た時は必ず事務所に声をかけるように言われて、DD13の運転台に入れて貰ったりしました。大らかな時代でしたね。
ベルの付いた電柱とか、ストラクチャー製作にも役立ちそうな写真と思います。(※ベルではなくて照明の傘のようです。照明柱ですね。ご指摘頂きまして、ありがとうございます。)

茅ケ崎機関区には貨物輸送のディーゼル機関車の他、相模線のディーゼルカーも居ました。写真後方にキハ10系らしき車両が写っています。奥の機関庫の脇には、ダブルルーフで三軸ボギーの救援車、スエ38が居たのです。その写真も撮っているはずですが見当たりません。

で、ここにはまだ転車台なんかも残っていたのですが、主力の機関車たちの後方に、休車中の機関車が何両か並んでいました。それがDD12です。

資料によれば1972年に休車、74年に廃車されたとありますので、この写真は73年ごろと思います。既にナンバープレートは外されていました。全5両が茅ケ崎で休車扱いになっています。

アメリカンスタイル丸出しの機関車ですが、元々は進駐軍が持ち込んだ機関車だそうで、当初の形式はUS ARMY 8500形でした。GE製の電気式ディーゼル機関車です。

カラー写真は、あまり見かけたことがないので貴重ではないでしょうか。国鉄色が意外と似合っています。この写真、DD12のデッキから撮影していますので、さらに貴重ですね。

模型ではHOでムサシノモデル、ホビーモデルが出していたほか、Nではワールド工芸が模型化しています。何故かフリーの3軸でマイクロエースからもDD12タイプというのが出ていました。

数量の貨車を牽引するのが似合っていますので、小型レイアウトには最適だと思います。もう少し模型化して欲しい機関車です。(アメリカにも売れると思いますよ?w)

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苦手なこと。

模型工作で得手不得手というのは誰にもあるものだと思います。
ハンダ付けが下手、塗装が下手、プラ加工は性に合わない、ウェザリング嫌い、下地処理が面倒くさい等々・・・

私はとにかく、窓ガラスってのがダメです。

もう、車体は完成しちゃってる。塗装も無事に済んだ。レタリングもバッチリ。ウェザリングも程よく決まって、最後の仕上げのトップコートも綺麗に決まった。
ああ、やっと出来上がり!!

と、思ったら窓ガラスが残ってるじゃあありませんか。

こんなもの、付けなくたっていいよねえ。特にNゲージなんか目立たないんだし。

最後の最後、窓ガラスの装着っていう工程が、どうにも余計なんですよ。もう、自分の中では工作は終わっちゃってる。それなのに窓ガラスを入れなくちゃならない。

ああ!なんて面倒くさいの!!!

それでも、窓ガラスにサッシがモールドされているようなタイプは作らざるを得ないですよね。

しかし、そういうパーツの窓ガラスは透明プラです。だからプラ用接着剤で着く。

問題はGMの板キット。

コレには窓ガラス用の薄いビニール板が付いています。これを切って接着する。
ビニールですから、プラ用接着剤だとくっつかない。じゃあ、どうするの?

瞬間接着剤も使えません。まあ、普通はクリアーボンドってやつですか。

で、このクリアーボンドってのが結構扱いにくいんです。

付けすぎるとハミ出るし、足りないと剥がれる。ハミ出て窓ガラスが汚くなったら、折角綺麗に仕上がった車両が台無しです。

それなので、いつもこの工程だけ残して放置した車両が転がっています。

今日はやっと重い腰を上げて、窓ガラスの取り付け工事を行いました。

でもやっぱりうまく行きません。少しハミ出てしまったり、ズレてしまったり。

それでも、光線の加減できらりと窓が光ったりすると、嬉しいものですね。
なんかもう少し簡単に仕上げる方法は無いものでしょうか。

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