No.6 CLETE BOYER



カルビー74年NO.186
「ドクター・ベースボール」

クリート ボイヤー

三塁手 右投右打

大リーグ通算成績:打率.242 162本塁打 1396安打(実働16年)
通算成績:打率.257 71本塁打 382安打(実働4年)
ゴールデングラブ:73年、74年

経歴:アスレチックス(55-57年)-ヤンキース(59-66年)-ブレーブス(67-71年)-大洋(72-75年) 75年コーチ兼任
背番号:4(72年)−6(73年-75年)


ワールドシリーズ出場6回を誇る、ほんまもんの現役大リーガー。
大洋では数少ない優良助っ人のひとり。
なんでこんな凄い人が大洋に入ってくれたのか今でも不思議である。
守備の人というイメージが強いが、チャンスに強いバッティングは長崎、田代などに見習って欲しいものであった。
もちろん本場仕込みの鉄壁な守備は、長嶋茂雄ほどの華麗さには欠けていたもの、3塁に飛んだら絶対アウトだぜという安心感を持って見ていられたものだ。
現役最終年の75年からコーチ兼任。76年には専任コーチとなり山下大輔や田代を育成。
アメリカ生まれの親父さんといった佇まいで3塁コーチャーズボックスに仁王立ちになっていた姿がとても印象的である。
シピンが巨人に移籍した後、ミヤーンを招聘するなど、引退後の活躍も見逃してはならない。

カルビーカードは74年に2枚と、76年赤枠に、コーチとなった年に山下大輔とヤオイ的ツーショットで写っている1枚があるのみ。
近年、MLBカードで直筆サインカードが作成されている。
筆者も2種類ほど所有しているが、これはとっても嬉しいカードである。

2007年6月4日、アトランタの病院で死去。享年70歳。

2003.10.20
2007.06.05更新

CARDLIST
大洋時代
Calbee
01. '74 #186
02. '74 #271
03. '76 #374
MLB時代

04. '69TOPPS #489
05. '00FLEER #nno GEATE OF THE GAME(AUTO)
06. '01TOPPS LEGEND #'71 374(AUTO)
07. '01TOPPS ARCHIVES RESERVE #'57 121
08. '02TOPPS ARCHIVES RESERVE #'63 490
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