我輩が勝手に命名した「ヨコプロ恐竜シリーズ」の第一弾、トリケラトプスである。
真面目に書いてるじゃんか。
「トリ」「ケラ」「トプス」だぞ。「3つの」「角の」「頭」という意味だ。
博識だろう。
我輩、小学生時代は恐竜ハカセを目指していたのだものな。
それが何をどう間違ってこんな下らない事をやっているのだろうか。
それはさておき、見た目ほど怖くない恐竜だったようだな。草食だし。
現在の野生動物に例えれば、犀のような感じだったのであろう。
しかし、そういう恐竜と架空の動物である怪獣を一緒くたにして、「大怪獣」トリケラトプスってのはどういう了見なのだ?
子供の方がこの手の知識は豊富なのだぞ。
パチ怪獣のデザインすら考えずに、その辺の恐竜図鑑から適当な絵を見繕って大怪獣とかいい加減な名前を付けて、このような5円引きを作っているのだ、このヨコプロは!
ところで我輩がトリケラトプスで思い出すのは、「恐竜100万年」の特撮シーンだな。
「恐竜100万年」てのは、ハマープロダクションが製作した映画だぞ。
一切せりふが無いという変わった映画なのだな。何故か恐竜時代に人間が居るという設定なのだ。
ハリーハウゼンの特撮技術は素晴らしく、粘土で作った恐竜を1コマずつ撮影しながら動いているように見せるという、ストップモーションを使って撮影しているのだが、これがスピルバーグのCG恐竜も舌を巻いて逃げ出すほどの良い出来。
一方、出演している原始人は、「2001年宇宙の旅」に登場する、猿の出来そこないのようなリアルな原始人じゃなくて、現代女性よりもはるかに進化発達してるんじゃないかという位のナイス・バディのラクエル・ウェルチ嬢だったりする。
子供にせがまれて、嫌々ながら恐竜映画に付き合わされたお父さん万歳!とも言うべきサービスぶりであったな。
宇宙刑事もののパンチラ女刑事とか、AV女優演じる妙に色っぽい悪役とか、そういうノリだったりしているのであった。
参考までに、ハマーホラーシリーズのトレーディングカードから、ウェルチ嬢のナイスバディ画像を公開するので、テレビの前の良い子は心して見るように。
左のカードがウェルチ嬢、右のカードはポスターだが、ウェルチ嬢の股の間からトリケラトプスの顔が見えているぞ。
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| なんだか後半は「恐竜100万年」のDVDインプレッションのようになってしまったな。実は2005年廉価版DVDで発売されたのだ。
これはお買い得であるぞ。
右の画像をクリックすれば、AmazonでDVDが買えるのだ。是非買うべし。 |