【On18】足尾のフォードっぽいやつ

HOナローを辞めてNナローに移行しましたが、日に日に老眼が進んでおり、いつまでNゲージの工作が出来るか分からないようになってきました。年を取るって嫌ですねえ。

以前から考えていた事ですが、中途半端なHOは辞めて大きいナローを小さなゲージで作り、小さなナローを大きなゲージで作っていこうと思います。

究極は1/35 16.5mmの2フィートなんですが、1/35はかなりの体力を必要とするので、今からでは難しいかもしれません。

大きなほうもスケールモデルをやる気は更々ないので、Nゲージのインフラを使い小型のクリッターを中心に模型化するという目的でOn18を選択しました。

同じ9mmの線路を使った大きめのナローという意味では、1/64にしてSナローという手もありますね。こちらはトミカのミニカーが使えますが、人形が絶望的に無いので諦めました。

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一昨年作ったペアハンのドラム缶ロコの下回りが貧弱なので、アルモデルのロッド式動力に換装したらいい感じになりました。塗装待ち状態で2年もほったらかしなので、ゴールデンウィーク中に何とかしてやろうと思います。

ところが、この工作で元々ドラム缶ロコに付いていた「はこてつ動力」が余りました。これを使って簡単にもう一両機関車をでっち上げてやりましょう。

という事で、在庫棚を物色していたら、1/48の1.5tトラックのプラモデルを発見。これはロシアがライセンス生産したフォートA型で、ボンネットがそのままナローに転用できる優れもの。値段も1500円と比較的リーズナブルですし、人形が5体付いているのも有難いです。

そのままフォードトラックとして組んで、ストラクチャーのアクセサリーにしても良いでしょう。

フォードのボンネットというと頭に浮かぶのは「足尾のフォード」ですね。オリジナルは2フィートですが、これをアレンジしてOn18にしたいと思います。

足尾のフォードには幾つかのバリエーションがあったようで、自分の好みも含めて適当にアレンジしています。

台枠を含め車体はプラ板から作りました。リベットも伸ばしランナーを植え込み。軸箱のバネは真鍮線を丸めて作っています。

車体が軽いので鉛板をあちこちの隙間に埋め込んだので、そこそこの重量となりスローも利くようになりました。

小さな車両なのであっという間に出来上がり。ヘッドライトはフォードトラックに付いていたものを使っています。これ、点灯出来るようにしますかねえ?塗装後の宿題となりそうです。塗装は地味に黒一色かな?ドラム缶ロコをどうするかで悩み中。

ところが、塗装しようと思ったら雨だったので今週末にリスケ。その代わりディテールアップをしました。バタフライスクリーンみたいな小窓が付いている車両があったので、それを真似してみました。

キャブ内には「はこてつ動力」が出っ張るので、その上に運転手の上半身を接着して誤魔化します。Nゲージでは難しい人形の表情なども大型スケールになると表現可能になりますので、そのあたりも意識して作っていこうと思います。

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