SNS展示会の課題について

先般行われたエア軽便祭2020、周囲からも好評で成功したイベントだったと思います。参加者のひとりとして大変うれしく思います。

その一方で、初めてのSNSイベントという事で色々な課題や問題も出てきました。今日はそれについてまとめてみようと思います。

【出展側の課題】

SNS展示では、見せ方、キャプションの付け方で大きく変わってくるというのを実感しました。

仮に「いいね」を評価基準としたとき、「いいね」が多い作品には、その作品そのものの良さだけでなく、写真の撮り方のうまさとか、見せ方のうまさがあったように思います。

逆に言えば良い作品でも見せ方がもうひとつだと「いいね」が付かない。早い時間の投稿は埋もれてしまうので、「いいね」を貰いにくいという事もありそうです。拙作の「ねずきゅう」のように連投すると評価が分散するという課題もありました。

逆に「いいね」が多く付いたものが良い作品というイメージになってしまう事にも危機感を感じました。確かに「いいね」は評価のバロメーターではありますが、軽便祭はコンテストではないので、「いいね」の数だけで見ると見誤るように思います。

これは他のコンテスト、展示会などでもそうですが、評価の高いものというのは概ね、技術力に優れている、写真の撮り方も含めた見せ方がうまい、模型化した対象が良い、などの共通点があります。一方でマニアックすぎるもの、多少展示会の趣旨から逸脱しているものへの評価は低くなるように思います。

例えばウチの「ねずきゅう」はナローではありますが、フリーランスですし、さほどナローっぽくないところも多いので、その点では評価を頂けていないという可能性はあると思います。やっぱりコッペル、トロッコ、実物の模型化には敵いません。

恐れているのは、「いいね」を貰えなかったので、来年は出展を辞めようみたいな流れになってしまうことです。他人に評価されるためにやっているお祭りではありません。そこは強調しておきたいと思います。

でも実際、あまり「いいね」を貰えなかったツイートは正直悔しいと思ったりしました。いいねボタンなんて無くせばいいのにとも思いました。「いいね」だけが全てではないのですが、一度気にすると何だかずっと気にしてしまい、良くない精神状態になってしまいました。

このあたりがSNSでやるお祭りの課題のひとつじゃないかなあと思います。

自分の作品に付いた「いいね」を見てみると、9割以上鉄道模型をやっているかたでしたが、模型垢ではないかたからの「いいね」もあり、そちらのほうが嬉しく感じました。もう少し、それら外側の方々への注意喚起が出来れば良いなと思います。

今回気になったのは、リアル軽便祭での常連さんの出展が少なかったことです。KBMC、KMC、ONMCなどのモジュールクラブものは表現が難しかったのか、ほとんど投稿がありませんでした。いつも超絶モジュールでため息が出る礦林會の方々の投稿も無し。twitterアカウントを持っていないなどの理由もあるでしょうが、少し残念でした。

常連さんでは、駿遠倶楽部の方々も、くるまやさんの投稿以外目立ったものはありませんでしたね。倉林さんはお仕事の都合で不参加。磯野さんもお見受け出来ませんでした。

一方で、リアル軽便祭では恐らく出展されなかったであろう方々の投稿がたくさん見られたのは僥倖でした。地方在住でリアル軽便祭には来られないかた、グループ所属ではないので作品展示できない方々の作品が見られたのはとても良かったです。

その意味で、来年以降リアル展示に戻ったとしても、SNS参加枠を残しておいても良いのではないかと思いました。ただし、運営のかたのリツイートが大変なので、ハッシュタグ付けるだけで良いという形式で構わないと思います。

【鑑賞側の課題】

投稿総数が1500ツイート以上になり、全部を追いきれないという問題もありました。後から見返して、おっ、これいいじゃんと思った投稿も多かったです。未だに見逃している作品もあるかもしれません。

見る側の評価は「いいね」ボタン及び「リツイート」に終始していたようです。気になる作品にはレスをつけるとか、引用リツイートにするとか、そういう方向性がもう少し欲しかったように思います。

リアル軽便祭では会話が重要な要素のひとつで、オーディエンスの方々と色々会話させて頂くのが楽しいのですが、今回、それに欠けたのがSNS展示会の弱点なのかもしれません。「これ、どうやって作ってるんですか?」というのをSNSで聴くのは勇気がいりますし、文字として残したくないという事もあるかもしれません。これも難しい課題。

リアル軽便祭では、まず展示物をざーっと一望してから好みの出品物をじっくり見るという事が出来たのですが、エアではこれが出来ない。1500ものツイートを延々と追っていく作業は苦痛でした。集中力も途切れます。見る側の工夫も必要でしょうか。

ブログでまとめを書きましたが、私は「いいね」を押す前に気に入った作品はブックマークを付けました。そのほうが後で見直しやすいです。「いいね」でも後で見直しできますが、それよりもブックマークをお勧めします。

しかし、後で見直したらブックマークしそこねた作品を、まとめに書き漏らしていたりしたという事もありました。今更追加するのも何なので、そのままにしてあります。

大量のツイートを見ていくのは大変なので、出展者側の課題になりますが、ひとり1ツイートをベースにして、あとはそこにツリー形式でぶら下げていくほうが見やすくなるようにも思います。が、こういうのは必ずルールに従わない人が出て来ちゃうので難しいかもしれません。

【物販の課題】

物販系は完全に弱かったですね。祭板以外では目立った新作と言えば、ペアハンの柵原鉱山EL、アルモデルのOナロー運材台車、軽便ボギー客車程度ですか。猫屋線は沼尻タイプの告知に留まりました。コロナ問題で軌道修正したとの事。色々影響出ていますね。
ひのでんさんの桧レザーカット車両は面白かったです。

3Dプリンタ系は、私個人がまるで興味ないので割愛。もうしわけありません。

物販系のかたは、ご自分のツイートを繰り返しリツイートしないと埋もれてしまうので、難しさを感じました。あんまり宣伝を強くしても引かれるので、そのあたりのバランスが難しいですね。アル社長さんのように物販そっちのけで作品鑑賞してる人もいたようですしw

毎年買ってる南軽出版局の軽便讃歌10は、書泉グランデの通販で購入しました。

何はともあれ、エアではありましたが、無事に開催出来たことが一番良かったことです。運営の皆様にもう一度感謝しておきたいと思います。

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エア軽便祭2020 無事終了

昨日はエア軽便祭でした。コロナ問題でリアル開催が出来ず、ネット上でエア開催となったものですが、普段参加出来ない遠方の方々の参加などもあって大賑わいだったと思います。
それでは、ツイートされたものの中から私の気になったもの、気に入ったものをご報告させて頂きます。まずは車両編。

今回一番驚いた解放迷さんの朝鮮鉄道黄海線・成北線用810。聴いてないよ~!!素晴らしい出来!!

非鉄金属さんのGMキットから作った軽便シリーズ。実は銀龍号モドキは同じようにクモハ52の頭を使って私も15年前くらいに作りました。リメイクしたいな。近鉄ナローも参考になります。

まろしさんの猫屋線ホハフ改造路面電車。原型を留めない改造っぷりが素晴らしいです。16番用のパーツを極力使わないという姿勢にも共感しました。動輪の小ささも路面電車ならば気になりません。

片品みもざさんのカププラ草軽デキ12。こういうの大好き。ちゃんとゼンマイが入っていて走るそうです。

ぬでさんのレゴ花巻。レゴはお金かかるんですよね。実写のイメージを良くつかんでます。

レゴではナローの泉(鉄道)さんのダージリンも凄い。レゴトレイン規格というのがあるんですね。

railtruckさんのStruver(On20)これいいなあ。相当小さそうです。

続いてレイアウト編。

domanitwさんのNナロー栃尾線。栃尾大好きな私が今回一番気に入った作品です。

松本製作所さんの遠山風レイアウト。植生の表現が素晴らしいです。

@lococoroさんのシルバニアファミリーのレイアウト。JAMではお馴染みですね。これも大好きな作品です。

フランスから参加のvoielibre。こういう感じをOn18でやってみたいです。

さて、お次は過去の軽便祭を振り返るコーナーです。

土口木寸(ねこ)さんの一連の作品。特に鉛のクラウス。これ大好きな車両です。まさか動くとはねw

今回はお休みの病モデさん(今は何とかジョイトイと名乗ってますw)の作品群。
ここには無いけれど、1軸の単端と、エクスタシー号が好きでしたw

修羅さんの25年前のレイアウト製作記事。今でも充分参考になりますね。

日出生交通さんの立田山林用軌道岩戸線。これの衝撃も凄かったです。車両が静止してレイアウトのほうが動いちゃう!

ノギス五郎さんの作品は毎回刺激を受けますが、コレは特に凄かった。O、HO、Nが並んで立体感と奥行きを強調します。

栂森さんのレイアウトの歴史を振り返る。お忙しい身なのに毎年新作が。凄いパワーですね。見習わなくては。

磯野さんの、むかし下津井も印象的でした。私のねずきゅうは、かなりコレに影響受けてます。

消息不明のナガウラさんのカゼノタニキドー。Please Come Back!!

最後は実物編。

地味ながら衝撃的な尾小屋の電話ボックス。これ、磁石式電話機というレアものです。しかも公衆電話なのは初めて見ました!

城日野哲太さんが撮影したミャンマーの鉱山鉄道の日野レールトラック。
これカッコイイです。模型化してみたいですね。

ものぐさ太郎@かんきゅう舎さんが撮影した台湾、七股のショーマ。なにこれ可愛い。

とても楽しい一日でした!!
参加したみなさん、お疲れ様でした。

量が多かったのでTLが追いきれておらず、見逃しているものもあるかもしれないです。
また、拙作にいいねとリツイートをして頂いた皆さん、ありがとうございました。

来年は是非、リアル軽便祭になりますように。

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エア軽便祭2020 根津急をご紹介

本日、9月20日はエア軽便祭です。
twitterでも投稿していますが、まとめてこちらでご紹介。

【ねずきゅう @jumbo762】『Nナロー 1/150 9mm』「根津急根津美線宇佐木駅のレイアウト」

コンセプトは「小さなスケールで大きなナローをやる」です。ナローですが、実物換算で15m級。ほぼ地方私鉄の小型電車なみのサイズになっています。レイアウトのサイズはA2サイズ。パネルいっぱいにエンドレスを敷きました。

レイアウトのコンセプトは、出来る限り市販品を使うこと。ただし極力そのままでは使わないことです。ジオコレ、TOMIX、KATO、GM、さんけいのストラクチャーを使っています。

市販品を流用して如何にオリジナリティを出すかに努めました。宇佐木駅の駅舎、ホームはジオコレの駅とGM跨線橋、ホームパーツの合体作品です。

KATOの看板建築に自作小物でお化粧をした「ヒグチ薬局」がこのレイアウトの目玉のひとつ。ランナーから自作した「ケロちゃん」が自信作です(笑)

車両は基本的にGMの板キットからの加工です。唐竹割りで前面を詰め、側板は切り継ぎ加工。なるべく地味な車両に仕上げたつもりです。

動力装置は旧アキアの485系を使いました。ギアにゴミが入るとすぐ調子が悪くなるので、メンテナンスが大変ですが、スローが効いて良く走ります。

踏切は点滅&音が出ます。マイクロ電子サービスの踏切キットを使いましたが、極小チップLEDのはんだ付けで死にました(笑)

小さくても写真の撮り方次第で大きく見える、そんな感じに仕上がっていますでしょうか?

実は、エア祭で無ければ、こんな感じの薄い本とか小冊子の作成と配布を考えていましたが、全然時間無かったです(苦笑)

お祭ですので、動画も撮影しました。

 

 

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ストラクチャーの製作 信号と踏切

来週の軽便祭に向けて、ラストスパートをかけています。

ひとつくらいギミックが欲しいなと思って、信号と踏切を点灯させることにしました。

信号はレイアウト中央に位置する十字路に配置します。車が走るわけではないので、赤にしておいたほうが良いだろうという事で、赤のLEDを仕込みました。永遠に赤しか灯らない信号機です。

抵抗を入れて6V~9Vくらいで光るようにしてあります。LEDだと光り過ぎなので、パワーパックで適当に減光しながら調整しています。

お次は踏切。これが大変でした。

どうせならちゃんと点滅させたい。音も出したいと思って色々探してみると、マイクロ電子サービスの製品がありました。

https://www.mes-ekit.com/?pid=27345255 Nゲージ踏切キット

音も出ますし、音は4種類から選べます。価格もリーズナブルなのでこれにしました。

が、こいつが一苦労。

LEDは極小チップが2種類添付されています。1005サイズは小さすぎて、とてもリード線のハンダ付けなど出来そうにありません。みんなどうやってんですかね?

仕方ないので、少し大きめの1608サイズを使いました。これも極小っていやあ極小なので、ハンダ付けは至難の技でしたが、何とか4つ組み立てることが出来ました。
ちなみに予備が1個ついています。1005サイズは1個無くしてしまいました。もう二度と見つからないでしょう(苦笑)

プリント基板は専用のものが付いていますので、取り付け方向を間違えないようにするのと、ハンダの盛り過ぎに注意すれば工作は簡単です。

踏切本体は津川のものを使いました。1.5φの穴を開けて、裏側からLEDを嵌めます。光量があるのでシッカリはめ込まなくても大丈夫。

エポキシ接着剤とゴム系を併用して固定し、乾燥したらレイアウトに組み込みました。

付属のスピーカーはレイアウトボードに直付け。そこそこ共鳴しますので、特にサウンド用の穴などを開けなくても大丈夫でした。

配線を完了して、いざ!点灯!!

見事に同期しながら点滅しました。音も良い感じです。

お披露目は、来週末のエア軽便祭をお待ちください。

2020エア軽便祭のご案内はこちらから。

https://keibenfes.exblog.jp/240398573/

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大井川鐡道の古い電車

今日は仕事の合間に先日スキャンした古い写真のレストアをしていました。
カビが凄くて相変らず凄い写真ですが、出来る限り復元してみたので、ご笑覧ください。

まずは、大井川鐡道モハ305。こいつは元富士身延のモハ113です。この電車、妙に好きなんですよね。弘南鉄道にも居ました。模型化して欲しい車両のひとつ。

続いて、クハ6050。元北陸鉄道のクハ6050です。上の富士身延とペアを組んでいました。これは鉄コレになっていましたね。

最後は木造電車のモハ301。なんとも凄い色ですね。元鉄道省デハ33500という古豪ですが、この時点ですでに休車扱いでした。IORI工房さんで模型化されるかな?

この時は、クラウス15号の運転を行っていたので、その時の写真も撮ってありますが、それはまた次の機会に。

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8620を買いました。

Nナローを始めたら、当然のようにNゲージにも復帰する破目になりました。
やっぱりね、本線あってのナローなので。

根津急レイアウトは80年代初頭をイメージしていますので、並走させるなら国鉄末期の車両たちと思っていますが、どうせ自由形なので、もう少し幅広くいきたいと思っています。

で、噂のKATOの8620を買ってみました。
同時発売の花輪線貨車セットも一緒に購入。まんまと載せられているような気がしないでもないです。

箱を開けてみて最初の感想。

「開けにくい」「しまいにくい」

ケースが小さすぎませんかねえ?ひょっとしたら?と思って花輪線セットのほうを見たんですが、空きスペースに8620が入れられるようにはなっていませんでした。
空きのスペースには貨車が入れられるようにくり抜いてあり、おそらく別売の単体貨車を収納して14両編成になるようにしているのだと思いますが、ここに8620が3両入るような形にしておけば、みんな3両買いたくなるじゃんね?と思いました。

で、東北仕様という今回の製品。小さいですね。Nの蒸機ってこんなに小さかったっけ?手持ちのマイクロC50と比較してみました。うーん、そんなに小さくはないか。
線が細いのが小さく見えるんでしょうか。

むしろ、マイクロのC50が意外と大きさも含めて健闘していたのに驚きました。
このへんの比較は、蒸機の神様にお任せしましょう。

東北仕様という事で、点検窓のない大きな四角いデフ、キャブ屋根の増設、運転席の旋回窓、防寒カーテンなど特徴的なディテールがついています。

ヘッドライト、テールライトともにシールドビームがついています。ここは別パーツでもいいからLP42が欲しかったところです。シールドビーム化ということで、設定は古くても1960年以降という事になるので、お供の客車に赤帯のオハ31系をつなげるのはおかしな事になってしまいます。

花輪線想定なら、お供はオハ35系、五能線想定ならオハ61系が似合います。

花輪線貨車セットには、副灯付きの交換用煙室前面、パイプ煙突がついており、「38698」「78646」のナンバープレートが付いていました。

せっかくですから、全部盛りの仕様にしたいと思います。

カプラーは前後ともキット付属のナックル型に変えました。これは旧タイプのKATOカプラーと繋げられますので便利です。重連仕様にすると先頭部のカプラー回りがダサくなってしまうので、スノープロウを付けてごまかします。

副灯付き煙室前面、パイプ煙突に交換して、ナンバーは「38698」にしてみました。

イヤー、パーツが細かくて大変です。特にナンバープレートがはめにくい。結局、なんだかんだで1時間くらい格闘してしまいました。老眼鏡必須です。

走らせてみましたが、低速からスルスルと走行するのはさすがKATOという感じがしました。サウンドカードも出たらしいので、買ってみたくなりました。

是非、九州型やデフなしも販売してもらいたいところです。

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ねずきゅうレイアウト 第一次工期完了

今年の2月から作り始めていたNナローのレイアウト「ねずきゅう」の第一次工期が完了しました。

第一次とは、一通りのシーナリィとストラクチャーが完成したことを言います。
40年前のレイアウトでしたら、立派な完成品だと思いますが、時代は2020年、電飾のひとつも付けたいですし、もう少し解像度を上げていきたいと思っています。特に電車の走るレイアウトですから架線柱も付けたいところです。

それらの工程を第二次として作っていきますが、まずは何とかお披露目出来る状態になりましたので、その全貌を紹介したいと思います。

***

サイズはA2版。420×594mmです。ここに目いっぱいの大きさでエンドレスを敷き、延長を想定して両側に分岐させたΩ型の線路配置となっています。

上から見るとこんな感じです。かなり狭いレイアウトですが、少しでも大きく見えるような工夫をしてみました。

駅周辺

駅は最も力を入れたストラクチャーです。片面式の無人駅「宇佐木駅」はジオコレのカーブホームとGMの跨線橋、Y字屋根のホームなどから作りました。

ホームの対面にはアパートが建ち、洗濯物が並んでいます。多少、プライバシーの侵害になりそうなんで、目隠しに看板を立てたいところですね。

開かずの踏切脇には薬局、その反対側には喫茶店、手前には不動産屋のストラクチャーがあり、ここも見どころのひとつです。

直線部

駅を過ぎると板塀の脇を抜けていきます。

GMのサイコロ住宅が並び、ジオコレの文化住宅、さんけいのサツキとメイの家と、三様のストラクチャーを抜けて竹林に入っていきます。

竹林

サツキとメイの家を回るように竹林が並び、その中を電車が駆け抜けていきます。ここは大きさの割には雄大な感じが出せたのではないかと思います。

そこからもうひとつの踏切を抜けて切り通しに入ります。その踏切から見た街中の様子。長手方向に道路を敷き、曲線ではなく「くの字」に曲げたので奥行きを感じるようになりました。ちょっとした工夫です。

切通し

踏切を渡ると第4コーナー、切通しです。

神社と墓地の間を縫って軽便電車が走って行きます。

神社

神社はこのレイアウト最大のストラクチャー。ジオコレのキットそのままですが、おみくじ売り場と御神木を付けたいと思っています。

裏ストレート

最後の見どころは裏ストレート。神社の隣に少し嵩上げした公園があり、桜が一本立っています。

これは木草BUNKOさんのもの。ワンポイントのアクセサリーになって風景が締まった感じがします。満開の桜ですので、木の下で花見でもしたい気分です(笑)

これで1周しました。時間にして約20秒の周回です。小さなレイアウトですが、色々な情景を盛り込むことが出来ました。
最後にレイアウトの真ん中はメインストリート。沢山の商店が並びます。

A2サイズの中に、詰め込むだけ詰め込んでみましたが、それぞれが破綻のないように繋げていく事に苦心しています。

駅名看板とか、幾つか付け忘れていますので、それを仕上げて軽便祭でお披露目と思ったのですが、コロナで中止になってしまい残念です。

エア軽便祭がありますので、それまでにもう少し解像度を上げて、車両も整備していきたいと思います。

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ストラクチャーの製作 「サツキとメイの家」を作る

Nナローレイアウトの製作も、いよいよ佳境に入って来ました。
これが最後のストラクチャーになります。

さんけいミニチュアートの「サツキとメイの家」です。

ジブリ映画に特別な思い入れはありませんが、この家、典型的な日本民家に洋風建築の増築をした家のスタイルで、とても好ましいと思ったからです。

キットはぺーパー製で、いわゆるレーザーカット加工になっています。
非常に細かいパーツまで綺麗にカットされていて、一度これを使ってしまうとやめられなくなりそうです。

カッターナイフを使って台紙から切り取り、ボンドで貼り付けていきますが、貼り合わせるパーツはズレると修正が困難になるので、速乾性のボンドは使わないほうがよいと思います。私は普通の木工用を使いました。

非常に複雑な形をしており、パーツも多岐に渡っていて、組み立てには都合8時間くらい掛かっていると思います。直角を出すのに苦労しました。多少歪んでるのは私の心が歪んでいるからです(笑)
なかなか真っすぐにはなりませんね。

キットの屋根は印刷された紙で表現されており、立体感に欠けるので、GMの屋根瓦、跨線橋パーツの波板、洋館の屋根はエバーグリーンのプラ板を使いました。

その他はほぼ素組です。追加したのはトイレの臭気抜き煙突(GM)、洋館の藤棚にミニネイチャーの葉っぱを使用したくらいです。

塗装は屋根のみ。あとはキットの色そのものです。裏側の付き出した部屋には、両脇に竈の煙突のようなものが付くのですが、時代的に不自然なので割愛しました。
井戸も時代的には合わないのですが、80年代くらいだとまだ使っている所もありましたので、そのまま作っています。

週末にレイアウトに組み込んで、第一期工事の完成という事になりそうです。

本来なら、この状態でJAMか軽便祭でのお披露目を目論んでいたのですが、いずれも中止になってしまいました。ただ展示するだけでなく、色々考えていたんですけどねえ。仕方ないので、Web上での披露という形にしましょう。

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レイアウト製作に最適な粘土「ウッドフォルモ」のご紹介

Nナローレイアウト「ねずきゅう」の製作も佳境に入って来ました。

今回は、新しい素材ながらレイアウト作りに最適と思われる粘土をご紹介。

レイアウトの地面製作には、プラスターを使うのが一般的です。ただ、こいつはセメントなので使い方にちょっと工夫が必要です。
パイクとか小型のレイアウトでは、持ち運び等を考えると重くなってしまうプラスターはあまり使いたくありません。

そこで、粘土を使っていました。フォルモやファンドという商品名の石紛粘土です。
紙粘土のように収縮せず、乾燥すると軽くなるので結構便利ですが、真っ白なので固着後は必ず塗装が必要です。

あと、やっぱり石の粉なのでそこそこ重量があります。

何かもっと別の素材が無いだろうかと画材屋を物色していて、あれ?っと思ったのがこれです。

思いっきりAmazonのリンクを貼っておきますが(笑)、ウッドフォルモという粘土。

木を素材とした木製粘土です。
軽くてよさげな感じですし、色合いも悪く無い。これ、塗らないでも土の表現できるんじゃね?と、思って早速使ってみました。

こんな感じです。この時期、湿度が高いので乾燥するのに2~3日掛りましたが、見事に黄土色。単調ではありますが、そのままでも何とか地面に見えないこともないですね。

ここにちょっと着色したりターフを撒いたりすれば、簡単なパイクだったらそこそこ見栄えがするんじゃないでしょうか?
後は着色したバラストを撒くだけで、それっぽい地面の完成です。これは便利ですよ。
何より、木製ですので軽いのが良いですね。さらに環境にやさしい上に、当然ですが木の香りがします。工作中にフィトンチッドが出て癒し効果もあります(笑)

適度なざらつきがあるので、地面っぽい感じを強調してくれます。普通の粘土だとすべすべになっちゃうので、使い分けすると面白いかもしれません。グレーに塗ればアスファルト表現もバッチリです!

是非、使ってみてください。

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ストラクチャーの製作 「すだれ」を作る。

TOMIXのアパートを加工しています。
レイアウトにセットしたんですが、割と目立つ場所にあるので、もう少しディテールが欲しい。

そこで、「すだれ」を作る事にしました。

材料はKATOのフィールドグラス(明緑色)と、黒い糸です。

フィールドグラスを出来るだけまっすぐに並べて、端をテープで止めて固定します。

その上に、木工ボンドを塗った糸を縦に貼っていきます。

ある程度乾いたら、全体に木工ボンドを塗って、フィールドグラスを重ねて固定します。
乾燥したら土台から剥がして、適当な大きさにカット。

窓から垂らして出来上がり!

ストラクチャーの良いワンポイントアクセサリーになりました。

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