レイアウト製作に最適な粘土「ウッドフォルモ」のご紹介

Nナローレイアウト「ねずきゅう」の製作も佳境に入って来ました。

今回は、新しい素材ながらレイアウト作りに最適と思われる粘土をご紹介。

レイアウトの地面製作には、プラスターを使うのが一般的です。ただ、こいつはセメントなので使い方にちょっと工夫が必要です。
パイクとか小型のレイアウトでは、持ち運び等を考えると重くなってしまうプラスターはあまり使いたくありません。

そこで、粘土を使っていました。フォルモやファンドという商品名の石紛粘土です。
紙粘土のように収縮せず、乾燥すると軽くなるので結構便利ですが、真っ白なので固着後は必ず塗装が必要です。

あと、やっぱり石の粉なのでそこそこ重量があります。

何かもっと別の素材が無いだろうかと画材屋を物色していて、あれ?っと思ったのがこれです。

思いっきりAmazonのリンクを貼っておきますが(笑)、ウッドフォルモという粘土。

木を素材とした木製粘土です。
軽くてよさげな感じですし、色合いも悪く無い。これ、塗らないでも土の表現できるんじゃね?と、思って早速使ってみました。

こんな感じです。この時期、湿度が高いので乾燥するのに2~3日掛りましたが、見事に黄土色。単調ではありますが、そのままでも何とか地面に見えないこともないですね。

ここにちょっと着色したりターフを撒いたりすれば、簡単なパイクだったらそこそこ見栄えがするんじゃないでしょうか?
後は着色したバラストを撒くだけで、それっぽい地面の完成です。これは便利ですよ。
何より、木製ですので軽いのが良いですね。さらに環境にやさしい上に、当然ですが木の香りがします。工作中にフィトンチッドが出て癒し効果もあります(笑)

適度なざらつきがあるので、地面っぽい感じを強調してくれます。普通の粘土だとすべすべになっちゃうので、使い分けすると面白いかもしれません。グレーに塗ればアスファルト表現もバッチリです!

是非、使ってみてください。

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ストラクチャーの製作 「すだれ」を作る。

TOMIXのアパートを加工しています。
レイアウトにセットしたんですが、割と目立つ場所にあるので、もう少しディテールが欲しい。

そこで、「すだれ」を作る事にしました。

材料はKATOのフィールドグラス(明緑色)と、黒い糸です。

フィールドグラスを出来るだけまっすぐに並べて、端をテープで止めて固定します。

その上に、木工ボンドを塗った糸を縦に貼っていきます。

ある程度乾いたら、全体に木工ボンドを塗って、フィールドグラスを重ねて固定します。
乾燥したら土台から剥がして、適当な大きさにカット。

窓から垂らして出来上がり!

ストラクチャーの良いワンポイントアクセサリーになりました。

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ストラクチャーの製作 駅を作る(1)

いよいよレイアウトのハイライト、駅を作っていきます。

スペースの関係からカーブホームになりました。ジオコレの駅Dセットを買って来まして、高さを下げ、カーブに合わせて曲げました。

カーブの曲線半径が違うので段付きになってしまっていますが、まあまあ誤魔化せそうな感じ。
駅入口は駅Dのパーツの一部だけを使って無人駅風にしてあります。

上屋はGMの跨線橋とY字屋根のホームのパーツを適当に組み合わせて、対向式ホームの上屋っぽいのを作ってみました。

これをホーム上に載せて位置決めしながら、次のブロックを作っていきます。上屋は直線、ホームは曲線なので位置決めの塩梅が難しかったです。

形が決まったら塗装し、いつもの通り写真製版で作った看板とポスターを貼っていきました。ポスターは超個人的趣味で宮崎美子のミノルタX-7と、DISCOVER JAPANの70年代ポスターを貼ったのですが、国鉄でもないのにDISCOVER JAPANは無かったですね。

ベンチにはよくあるアイスクリームや牛乳の看板を付けています。これ、だいたい乳製品なんですよね。どういう意図があったんでしょうか?

駅名票は、支柱に青地に白でひらがなの駅名、屋根から吊るすタイプのものも一つ作りました。

根津急宇佐木駅です。駅名は十二支から採用することにしました。この駅はまんまウサギです。以前作った駅前の不動産屋も宇佐木不動産。神社も宇佐木神社になりました。

こんな感じに仕上がって、まずは想定通りです。あとは、表側の駅名看板を設置して、駅周辺のストラクチャーを作っていきます。

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