西大寺風の客車

うっかりしていたら2ヶ月も更新サボっていました。艦これのイベントが始まると他の事が疎かになりますねえ(苦笑)

それはさておき。

先般作成した西大寺風の単端ですが、西大寺鉄道っていうと単端がオープンデッキのボギーの客車を何両も牽いている写真が目につきます。これを何とか再現しようというわけで、手持ちのバルク材を使って2両の客車をでっち上げてみました。

1両目はスハ44のボディを窓4枚分で切り、2枚つなげたものを側面にしています。

屋根は丸屋根のスハ32用の切り継ぎ、その上にモニター屋根風にプラバンを貼ってあります。台車はKATOのコキ5500用。TR63というベッテンドルフ崩れの形ですが、まあ菱形台車に見えないこともないです。この段階では大げさなブレーキシューが付いていますが、最終的には切り取ってしまいました。

2両目はスハ32の側面を窓10枚分で切っています。これでだいたい1両目と同じサイズになります。屋根は同じくスハ32用。こちらの台車にはTR24を使いました。鋳造菱形台車とも言えるもので、ワキ1で採用されたもの。チキ1500にも使っています。

デッキはキッチンのチビ客車改造用パーツです。以前作ったものの再利用なので多少歪んでいますが気にしません。屋根も再利用なので妻板部分が茶色く塗られていますが、最終的にここは左のようにプラバンで蓋をしてしまいました。

特に難しい加工もなくあっという間に完成。塗装に時間が掛かってしまいました。車体はブドウ色2号に白帯。白を先に塗ってからマスキングしてブドウ色を塗っています。この車はスハ32を使ったので裾にリベットがあるんですが、下地仕上げの時に不用意に削ってしまったようです。こういうのは完成してから分かりますね。困ったもんですが、肉眼では気にならないのでこれでOKとしています。

屋根は自家調色の屋根色。思い切り艶消しにして、多少まだらに吹く事でウェザリング効果も兼ねています。

台車が大きいのでバランスが悪いんですが、往年の16番フリー客車っぽい感じに仕上がったので満足しています。あと2両くらい作りたいですね。それには台車とデッキ手すりがネックです。TR24は10m級客車には大きすぎるので、もう少しホイールベースを短くするか、車輪径を小さくしたいですね。そもそもNゲージ用のTR24はなかなか手に入りません。アルモデルのアーチバー台車に4mm径車輪のものがありますので、これを使うのが良さげです。次は採用しようかな?全く同じものを増備しても面白くないので、またGMキットを切り刻んで変な客車を増やす事にしましょうか。

とりあえず2両を先日作成した西大寺の単端につなげてみると、実に良い感じに仕上がりました。

下回りにキングポストを付けて塗装し、窓ガラスとレタリングを入れたら完成になります。GW中には終わらない気がします(苦笑)

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西大寺風の単端(2)

前回の続きです。チビ客車の新動力を使った西大寺風の単端が簡単に出来上がってしまったので、味を占めてもう一両作ってみる事にしました。

西大寺には、キハ3~5と同じ車体ながら猫顔スタイルのキハ1~2、有名な湘南型前面にバケットを付けたボギーのキハ6~7、そして四角いデッキ付きボギー車のキハ100と、それを2つに分割して単端式にしたキハ8、キハ10がいました。

今回は、その中からボギーをぶった切って作ったキハ10タイプを作ってみました。あまり模型化された記事を見たことのない車両です。

こちらはスハ44車体の切り継ぎです。前面も切り継ぎ加工なんですが、ベースは内緒にしておきましょう。

実車はボギー車を2つに切って単端2両を拵えたという模型みたいな車両で、寸づまり感が可愛らしいのですが、こちらはチビ客車動力を使う関係で窓1個分長くしたので、落ち着いた印象になってしまいました。なのでフリーランスと割り切って、デッキ側の窓は思い切って廃止にしてしまいました。

実物はどうやら、デッキ付き車体の中間で切断して、そこに流線形前面を新設したようです。キハ6~7のような流線形前面を再利用したと思い込んでいたので、これには驚きました。また、キハ8と10では窓配置がかなり違っているようです。

もう1両、キハ8を作る時には別の動力をあてがって、よりスケールに近い?ものを作りたいです。

9mmスタンダードでナローの車両を作るのは、意外と面白いです。サイズ的にもHOナローとあまり変わりません。特に私はGMキット改造縛りという謎の制約を付けていますので、素材を選ぶ楽しみとデザインの苦しみが面白いと思いました。
自由形では、そうやってあれこれ考える時間が一番楽しいのです。意外と作り始めると詰まらない(苦笑)

一方で、Nゲージの下回りを使う事で走行性能が安定するのはとても有難いです。
Nナローが停滞しているのは一にも二にも動力です。ロクハンのショーティーはよく走りますが使いづらい。スケールモデルは値段が高すぎるので転用が難しい。そんな感じなのでNナローは開店休業中。

そういう事もあって、しばらくは、この方向でやってみようと思います。

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西大寺風の単端を作る(1)

その昔、TMSの特集シリーズに「小レイアウトと小型車両」というのがありました。中村汪介氏による名作「三津根鉄道」のレイアウトと、好ましいスタイルの小型車両を特集した本です。

その中に「単端と客車」という記事がありました。西大寺鉄道のキハ3~5を16番で作ったもので、そのデザインのまとめ方が素晴らしく、私も16番で作った事があります。

今回、Nゲージでこれをリメイクしてみました。

そもそものキッカケはリニューアルされたチビ客車動力。これが物凄く良い出来で、低速が効き、ナローの下回りには最適と思います。が、この動力を入手した直後くらいにHOナローの廃業を決めたので、結局下回りは使わずじまい。そのうちOn18用に使おうかと温存していました。

この動力を使ってNゲージの小型車両を作ろうと思い立ち、第一弾としてキハニ5000タイプを制作。これが妙に気に入って、もう1両小型の気動車を作ってみようと思ったときに、三津根鉄道の単端を思い出したというわけです。

ボディはグリーンマックスのクモハ41を切り継ぎ、窓桟を切り取って1枚窓にしています。前面は同じくGMキットのクモハ11用。後妻板も旧国キットの余りパーツを使っています。屋根は旧型国電用を使い前面のみエポキシパテ整形で形を出しました。
ベンチレーターはGMのガーランド型。
ヘッドライトは火あぶりランナーからでっち上げ。ドアやラジエターグリルはプラ板から作っています。

 

この車両から「小型車ニハ運転手ト乗客ヲ乗セルベシ」という新しい規定を作りましたので、とりあえずジオコレのザ・人間シリーズから適当に取り付けています。意外と目立つので、今後も積極的に人形を使っていくつもりですが、製品は高価なので自作も検討中。

下回りはチビ客車動力ですが、前側をギリギリまで削っています。そこにKATOカプラーをポケットごと接着。後ろはチビ客車のままです。

チビ客車動力は車体にはめ込むのが難しく、何度も落としてしまい、手すりが折れてしまったので、荷台ともども網目板と真鍮線から作り直しています。

Nゲージの小型車両はビンテージものを中心に結構所有していますので、これらを活用出来る小さなレイアウトの作成を目論んでいます。そのため、三津根鉄道にあやかって、「ねずきゅう木津根線」と名乗る事にしました。

しばらくはこの路線で小型車両を作っていこうと思います。
この車は大のお気に入りになりました。味を占めてもう一両作ってあるのですが、その話はまた次回。

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ノス鉄を買ってみた。

トミーテックの新作ラインナップ、ノスタルジック鉄道コレクションが発売になったので、早速大人買いしてみました。

ラインナップは、国鉄EB10、キワ90タイプ、富井電鉄DB20(津軽DC20風)、富井電鉄ハフ(別府鉄道ハフ風)、富井電鉄ハの5形式と塗装違いのバリエーション。
EB10のバリエーションはバテロコタイプのものですが、シークレットがAB10になっているそうです。

まずは一番気になった津軽鉄道DCタイプを見てみます。

うーん、なんか細長いと思ったら、スケールに比べて全長が長いようです。なるほど。

秘蔵のZゲージ3軸ロッド動力をあてがうと丁度良い感じ。幅も17mmしかないので、そのまま「ねずきゅう」に入線出来そうです。長さを詰めてカッコよくしたいなあ。

動力車共通の下回りは、おそらくEB10のものなんでしょう。分解するとこんな感じ。エアタンクが取れるので、KATO動力との組み合わせも楽かな?と思って比べてみました。

ノス鉄のほうが一回り小さいですが、軸距は一緒。何とか入りそうです。カプラー取付が難しいですね。

続いてEB10と、そのバリエーションの富井化学工業バテロコ。モデルは霞ヶ浦通運のバテロコと思われます。これ、意外と良い感じ。シークレットのAB10とは窓回りが違うそうです。側面に〇〇通運の文字を入れたいですねえ。

そして動力車の最後がキワ90。そこそこ良く出来てますが、興味が無いのがピント合ってない所に如実に現れています(苦笑)これはパンタ載せて「ねずきゅう」入りかな?

最後に客車です。別府鉄道のハフっぽいやつ。もう1種類はどこの客車でしょうね?
台車見て萎えちゃいました。これじゃ貨車用だよねえ。二段リンクだし。まあ仕方ないか。

カプラーは片方にダミーのナックルが付いているんですが、連結できます。ただし全く首を振らないので、その分、カプラーポケットのほうが首を振る構造になっていました。これだと103Rは曲がれないですね。両方アーノルトでいいのにとか思っちゃいました。

そして今回一番のショック。この客車、ミニトリT3に牽かせたらカッコいいなと思っていたんですが、スケール全然合わない!!号泣!!

仕方ないので、改軌して「ねずきゅう」入りとなりそうです。もう少しオーバースケールで丁度良かったんですけどねえ、残念です。そんなことを思うのは私だけでしょうか?

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センベロNゲージ(2) 関水クハ181を改造する。

そんなわけで、IPAプールから引き揚げて塗装を剥がします。IPAは体に毒なので、手にはポリエチレンの手袋を嵌め、マスクをして作業しました。こういうの大切ですよ。
飛沫が飛び散るので作業は新聞紙を敷いて行いますが、新聞取ってない家庭も増えてきているので、こういう時困りますね。無駄な文字が印刷されていない新聞紙を売って欲しいなあと思ったら売っていました!!「無地新聞紙」で検索してみてください。10キロで2千円くらい。新聞買うより安いです(笑)
そのほか、通販で商品を買うと梱包箱の中にグレーの紙が緩衝材として入っていたりしますので、そういうのを取っておくと良いです。

で、こんな感じです。下地が黒でビックリしました。この時代、ABS樹脂って黒がデフォルトだったんですね。

さて、どんな感じに改造しましょうかね。

候補としては、機関車化、ジョイフルトレイン、格下げ通勤車、前近代化改装(笑)あたりですか。

機関車化というのはもう一両ボンネットを用意して両運転台式に改造して、電車から電気機関車にしちゃおう(笑)という魂胆ですが、もう一両クハ181を探すのは本末転倒なので没。これはアイデアとして温めておきます。

ジョイフルトレインも1両で完結させるのは難しいですし、特に今回のボディはABS樹脂製なので加工が難しいため、あんまり車体に手を入れたくありません。これも寝かせましょう。

前近代化改装ってのはオールドファッションに改装しちゃおうって事です。たとえば、非冷房改造してグローブベンチレーター載せる。

イメージ悪く無いですが、窓が開かないとゲロ電になっちゃいますねえ。

集中クーラー化してパンタ載せる。

クモハ181、悪く無いですが、他に181系持って無いので。

屋根を二重屋根化する。

ボディを木体化したいところですな。このアイデア、別の車種で考えていたりするので、それが手に入るまでお預けにします。

無難な所で格下げ通勤車にしましょうか。手持ちの余剰パーツを当ててみる。

意外とよさげですが、窓埋めは工程が増えるのでちょっとやりたくないです。ABS樹脂の加工も苦手なので。どうせなら両開きにしたいね。

というわけで、113系のドアの切れ端を当ててみると、、、

おおっ、見事に窓2枚分を使って綺麗に両開きドアと戸袋窓が入りました。これはアリですね。この線で改造してみることにしましょうか。113系のクハになります。クハ112とでも呼んでおきましょう(笑)

大昔なら馬鹿にされたような改造ですが、今は実車にも419系/715系という特急格下げの強い味方がいるので、そんなに馬鹿らしい改造ではなくなってしまいました。特急サロの113系化もありましたよね。事実は小説より奇なりという言葉を実感した改造車たちです。

まずは改造前に、実物を想定しておきます。強引な設定ですが、こういうの結構大事。それは次の機会に。

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