新春一作目は細倉鉱山の人車

明けましておめでとうございます。
と、書いてみましたが、実はこのブログ、まる1年サボっておりました(苦笑)

昨年は何もかも中途半端で纏まらず、仕掛品を少し仕上げた程度で、Nゲージのレイアウトも殆ど進捗無しという有様でした。

定年リタイヤの影響で、気力が続かなくなったのが一員かもしれません。何をやっても中途半端。少し手を出しては飽きてしまうという悪いパターンが続いておりました。

しかし、その定年鬱も1年過ぎれば何とかなってくるもので、徐々にペースを取り戻しつつあります。そんなわけで、今年は昨年の分も含めてたくさん製作&ブログ更新していくつもりなので、宜しくお願い致します。

で、今年の第一作は昨年から作り始めていた、On18のスクラッチ。細倉鉱山タイプの8人乗り人車です。

https://www.kurihara-kb.net/publics/index/43/

実物は細倉マインパークに2tGLや鉱車などと共に保存されていますので、採寸なども可能と思いますが、「ゆる模型鉄」なので数枚の写真から適当にデッチあげています。従って「細倉タイプ」とさせていただきました。

車体は下回りのフレームに真鍮のチャンネル材(手に入らなくなりましたね)を使い、あとはプラ板とプラ棒から作ってあります。ベンチの木の板は実物どおりに木製です。駅弁の薄い経木を使いました。

車体はかなり凝ったデザインになっており、これの表現には一苦労。実物より少し長さが短く、かつ背が高くなっているように思います。車体横に付く掴み棒は実物同様可動式。細い真鍮パイプの片方を潰して穴をあけ、真鍮線で車体に取り付けてあります。

下回りはインサイドフレームなので、ベースをプラ角材で作り、そこに1t真鍮板から切り出したフレームをねじ止め。Nゲージ用の中空軸を嵌めています。ここで、フレームが左右絶縁できていることに気づいたので、載せる人形にライトをつけてみることにしました。

人形はタミヤのロシア兵を改造したものです。ヘルメットを段付きタイプに改造し、中をくり抜いて小型のLEDを組み込み、頭から胴体にリード線を通して台枠に半田付けして点灯可能としました。3人とも点灯式にしたのですが、工作中に真ん中の人の線が断線したらしく、両側の人しか点灯しません。直すに直せないのでそのままにしてあります。

塗装はグレーで、側板を中心にチッピングしてみました。最終的には屋根も含めてもう少しウェザリングしたいところです。

さて、新年第一作は地味な車両ながら、久々のフルスクラッチになりました。
今年はOn18をベースに、Nゲージ自由形をやっていこうと思います。3年越しになってしまったNゲージレイアウトも、平行して作っていきます。

では、今年も宜しくお願い致します。

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