下回りのこと

Nナローを始めるにあたって、問題となるのが下回り。

当初はロクハンのZゲージショーティを使おうと思っていたのですが、まあこれは小さい。そのままで使うなら機関車用となりますが、それでもちょっと小さすぎるかなあ?という点が気になりました。一方、ロクハンのスケールモデルは素晴らしいのですが、ちょっと値段がお高いのですね。

N動力の改軌は可能ですが、かなり面倒くさい。スケールモデルではないですし、そういう手間をかけてまで作るものではないような気がしました。

そんな時、ジャンク箱の隅にアキアのZゲージが転がっているのを発見しました。

一昨年、松本製材風DLを作ったとき、お供の貨車の台車用に仕入れたアキアの485系です。1両で良かったんですが、5両まとめてヤフオクで買ったものの余りでした。動力車もあります。

これに目を付けました。

とりあえず、モーターに通電してみると動きます。早速、ロクハンのレールを買い込み、エンドレスを作って走らせると、意外や意外、今でもよく走るじゃないですか。しかも結構スローが効きます。これで充分ですね。

というわけで、下回りはアキアのZゲージで行くことになりました。あんまり凝った改造をしたくないので、動力車はそのまま使う事にします。動力車の凹みに嵌るようにプラ角棒をボディ側に接着して上回りを嵌めます。ネジを使わないので着脱は楽。

その後、先日書いたとおりヤフオクで1カートン4000円ちょっとで売っていたものを運よく購入。動力車5両、付随車75両が手に入りました。動力車は多少のばらつきがあるのと、ロクハンのポイントと相性が悪くて脱線しやすい個体があるので萎えています。

なお、アキアは1ケース10個入りですが、モーター車が入っている確率は2/3と言われています。3箱に1箱はスカなので、モーター車目当てに未開封の箱を買うのは控えましょう。

しかし、アキア動力の入手にも限度がありますし、これで作ると、どう頑張っても15m級以下の動力車が作れないので、ロクハンのZショーティー動力の改造も行いました。

こちらは安定供給されていますので安心です。良く走りますしね。

主な改造点は、集電台車を外して台枠を延長し、10m~14m級の動力装置を作る事です。

台枠延長をせず、そのままでも多少無理すれば、機関車や路面電車の動力に使えると思います。市内線を作る事になりそうな予感(笑)

 

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