ねずきゅうは1/150 6.5mmのナローなのですが、このゲージは、ほぼ国鉄型狭軌とも言えるわけで、世の中には1/150 6.5mm のNjゲージっていうのを楽しんでいる人たちがいらっしゃいます。
左がNゲージの車両をZゲージの線路に乗せたもの。右は普通のNゲージ。確かに狭軌感がありますよね。ただ、車両は下回り改造必須になってしまうので、やってるかたはそんなに多くないのではないかと思います。
レールもZゲージのままだと枕木が細くて間隔が短すぎるので、これもNのレールから改軌するしかなさそう。私には、ちょっと手が出せない感じです。
そのNjゲージの筆頭格に「泰茅轍道」さんというかたがいらっしゃるのですが、そのレイアウトに「泰茅鉱山軌道」というNn2 1/2のNナローがあります。
GMキットを切り継いだナロー車体が何とも可愛らしく、ウチでも作ってみたいなと思ったことがありました。
それが15年くらい前の話なのです。
実際にGMのクモハ42のキットを切り継いでNナローを作ったときには失念していたのですが、クモハ51のボディを切り刻んだ瞬間に思い出しました。まさか15年後に実現するとはね。
くだんの泰茅鉱山軌道は5.1mmゲージという特殊なものを採用しています。5.1×150=765まさにニブロクですね。残念ながら私には、そこまでやり込む気力も技術もありませんので、1/150 6.5mmをNナローとしてやっていくことにしました。
NMRA規格で言えばNn3という事になりますが、それだと厳密的には1/160スケールになっちゃいます。そうなると、160*6.5=1040で、ほぼサブロクです。これは採用できないので、Nナローという婉曲表現にとどめたいと思います。ま、車両もフリーですし、スケールモデルを作る気は全くありませんので、これでご勘弁ください。